時が経過しても痛ましい事件のことは忘れてはいけません。
10代の若者はオウム真理教を「知らない」割合が多いそうです。
そうしてまた無邪気で何も知らない若者たちが、オウム真理教や後継団体であるアレフに引き込まれてしまう事件が増えています。
13人が死亡し、6000人以上が負傷した地下鉄サリン事件から今月20日で29年となる。事件を起こしたオウム真理教の後継団体主流派「Aleph(アレフ)」などは東海地方で現在も活動を続け、教団名を伏せて入信者の勧誘も行っている。事件や教団の実態を知らない若者らが入信する例も増えており、警察や大学が注意喚起に力を入れている。(中略)アレフは「教団外の人と接触すると修行の成果が落ちる」と信者にかたり、家族らとの連絡を絶たせているという。ある信者の親は取材に、「我が子は10年以上も実家に戻らず、教団に拉致されたのと同然だ」と嘆く。』 記事元:読売新聞オンライン 2024/03/19 15:28 配信
オウム真理教の後継団体「アレフ」は、現在も活動を続けており、その主な活動拠点は東京、仙台、名古屋、大阪、福岡などの主要都市にあります。
アレフは、ヨガ教室や心理学セミナーなどを通じて若者を取り込み、信者の約45%が20~30代とされています。
公安調査庁は、アレフに対して活動の一部を制限する「再発防止処分」を初めて実施しました。
これにより、6カ月間、一部施設の使用やお布施の受け取りが禁止されました。
また、アレフは麻原彰晃元死刑囚の教えを継承しており、施設内には麻原の肖像写真が飾られた祭壇や、元死刑囚の教えを注入するとされるヘッドギアが設置されています。
公安当局は、アレフの活動を引き続き注視しており、その脅威を警戒しています。
特に、アレフが団体名を隠して活動し、若者を洗脳して入信させている点が問題視されています。
洗脳の手法の一つとして、家族や友人との関係を断たせて孤立させ、洗脳者に依存させることがあります。
このような状況に対処するため、探偵は被害者の実態を調査し、証拠を集めて洗脳者との関係を明らかにします。
これにより、被害者が再び自分の意思を取り戻し、洗脳者との距離を作る支援を行います。
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