近年、電磁波による健康被害の問題がクローズアップされ、電磁波測定を依頼する人が増えています。
電磁波測定は、住居やオフィス内の電磁波量を確認することで、自分や家族の健康を守るための必要な手段です。しかし、測定方法や必要な機器、専門家の選択には注意が必要です。
本記事では、電磁波測定についての基礎知識や依頼する前に確認しておきたいポイントについて説明します。
2023年4月11日更新 / 執筆者・監修者 / 山内 和也
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者ページ
電磁波測定を依頼する前に、以下のようなことを確認することが重要です。
電磁波測定は、あくまでも電磁波が発生しているかを確認するためのものであり、電磁波が発生していない場合には測定が不要です。電磁波の発生源を特定するためには、まず自分自身で周囲の環境を確認することが必要です。
電磁波による健康被害の可能性については、科学的な根拠がまだ不十分なため、必ずしも電磁波測定が必要とは限りません。まずは自分自身の健康状態を把握し、電磁波による健康被害の可能性がある場合には、医師や専門家に相談することが重要です。
電磁波測定を依頼する目的は、人それぞれ異なります。例えば、住居内の電磁波量を把握したい場合、周囲の電磁波が自分の健康に影響を与えていないかを確認したい場合など、目的によって測定方法や必要な機器、専門家の選択が異なります。
電磁波測定を行う前に、電磁波による健康被害を心配している場合は、対策を検討することが大切です。例えば、電子機器の使用を減らす、スマートフォンの電波をオフにするなど、簡単な対策から始めることができます。
「電磁波を正しく理解し、目に見えない電磁波から大切な人の健康を守る」活動を行なう「電磁波対策の専門家」です。
電磁波は見えないため、自分が「帯電」していることすらわからないくらい取り扱いがとても難しいため、専門家による「電磁波から守る」ことを目的として活動しています。
電磁波とは、電場と磁場が交互に変化する波のことを指します。身近なものでは、電波や光が電磁波の一種です。
また、電子機器を使うことで発生する電磁波もあり、スマートフォンやWi-Fiルーターなどが代表的な例です。
電磁波は周波数によって種類が異なり、低周波から高周波まで様々な種類が存在します。
身体に影響を与える可能性がある高周波の電磁波については、近年健康被害が問題視されています。
近年、携帯電話やスマートフォン、Wi-Fiルーターなどの普及に伴い、電磁波についての関心が高まっています。
電磁波は、ラジオやテレビの電波、携帯電話やスマートフォン、Wi-Fiルーターなどから放出される電波など、私たちの日常生活に欠かせないものです。
しかし、近年の研究では、電磁波が健康に影響を与える可能性があるという報告もあります。
例えば、携帯電話の使用が脳腫瘍のリスクを増加させるという報告がありますが、科学的にはまだ十分に検証されていないため、確定的な結論は出ていません。
一方で、日常生活において過剰に電磁波にさらされることがないように、以下のような注意点が挙げられます。
以上のように、適切な使用方法や注意点を守ることで、私たちの生活環境と電磁波のバランスを取ることができます。
動力源や熱源・光源に電力を利用するようにすることを電化と呼びますが、各家庭でのオール電化傾向は今や主流となりました。
お風呂のお湯や暖房を安くおさえることができるほか、熱源をもたないため火災の心配が火力を使うときほどなく安心な点が良しとされている点です。
しかし良くない点では、電気代の高額請求と設置費が高いこと、そして電磁波が自宅の電化によって熱源を扱うより高い数値になることが考えられます。
電磁波過敏症は電磁波に過敏なため、身の回りにある微弱な電磁波を浴びただけでも、頭痛や吐き気を感じてしまう人々の症状をいいます。
ヨーロッパではれっきとした病として有名ですが、日本での認知はまだ浅いのが現状です。
これは、アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によって命名されました。レイ博士によれば電磁波過敏症の患者の特徴は、最初に目、皮膚、神経に症状が現れます。
電磁波測定調査で原因追及をすることで、電磁波過敏症なのかそうでないのかを明確にすることができます。
日本では電磁波過敏症の患者はおよそ650万人であると専門家の間で言われています。人体における神経や筋肉は微弱な電気信号によって影響を受けます。
医療機関で心臓のペースメーカーなどの医療機器に携帯電話が悪い影響を与えることは公知の事柄ではありますが、それと同様のことが家電製品と人体の間で起こっているのが主たる関連性です。
また電磁波過敏症の約8割に化学物質過敏症を伴った合併症を引き起こしています。
その逆に化学物質過敏症の約2割に電磁波過敏症が併発されているのも事実です。その他アレルギー疾患、癌といった疾病に電磁波が悪影響を及ぼしていると推測する医師もいます。
当事務所では電磁波過敏症などの電磁波被害の対策として、電磁波の発生原因の特定や反応している電磁波の種類の特定を優先して行います。
影響を受けている電磁波の種類を知らないと正確な電磁波対策は難しいでしょう。
当事務所では専属の電磁波測定士の有資格者のみが行うので、調査を安心して依頼できる点がご依頼者の安心にもつながります。
電磁波対策を行なうための基礎となるのは「知識」です。電磁波の発生するメカニズムを理解したうえで、問題となる電磁波の発生状況を把握することが前提となります。
自分で電磁波対策をしても状況が変わらないようでしたら、電磁波測定士に相談してみましょう。
経験不足で電磁波に関する知識が乏しい探偵社の調査報告書では「電磁波による影響」を証明できないだけではなく、問題解決が遠のくだけです。
Q
電磁波の人体に影響のある数値ってどれくらい?
A
電磁波による人体への影響については、長期的な影響についてはまだ十分に研究されておらず、明確な結論は出ていません。しかし、一般的には、国際的な機関や各国の規制基準によって、人体への安全性基準が設けられています。国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が定めた、携帯電話やWi-Fiルーターなどの一般的な電磁波に関する暴露限界値は、電界強度で2,000V/m、磁界強度で83μTとなっています。また、日本の総務省が定めた電波利用モデル規制値でも同様の値が設定されています。ただし、個人差や健康状態などによって、感受性が異なる場合があるため、注意が必要です。
Q
電磁波は感じやすい人と感じにくい人がいる?
A
一般的に、電磁波は人によって感じ方が異なります。一部の人は、電磁波によって頭痛、めまい、疲労感などの不快な症状を感じることがありますが、他の人は全く感じない場合もあります。このような感じ方の違いは、個人の感受性や身体的な条件、環境などによって異なるため、一概には言えません。ただし、一部の人が電磁波に敏感であるとされる電磁波過敏症については、医学的にも認められています。しかし、この症状については、科学的な検証が十分に行われておらず、確定的な診断や治療法が確立されていないという現状があります。
Q
調査料金の支払い方法を教えてください。
A
調査料金の支払い方法は、現金払い/振込み/クレジットカード払い/自社分割払いが可能です。電磁波測定調査は、短期間の調査といえども、やはり数万円~数十万円とまとまった金額となります。当事務所では、各種クレジットカード・自社分割も対応しておりますが事前確認が必要となります。
Q
他社の電磁波測定と何が違うの?
A
測定結果に大きく影響する「計測器の性能」や電磁波測定士による「測定方法」により、正確な測定結果を得ることができます。市販レベルの電磁波測定器だったり、測定項目や方法、場所、環境を考慮しない他社とでは大きく結果が変わります。それぞれの調査会社や調査員の特徴や得意分野を比較し、自分に合った会社や調査員を選ぶことが大切です。
現在お持ちの電磁波に関するお悩み事、質問や要望などのご相談が可能です。
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