女性同性愛者の遠距離恋愛で浮気問題が発生した場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
本記事では、女性同性愛者の遠距離恋愛で起こる浮気問題について解説します。
パートナーとのコミュニケーションや自分自身の気持ちを整理することが重要であること、恋愛相談に限らずLGBTに特化したカウンセリングや相談窓口も利用することをおすすめします。
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LGBT同士で付き合っていたとしても、好みタイプの人や気になる相手から言い寄られたりすれば、つい浮気心が湧いてくるのは異性カップルと同じです。
ただ、一概には言えませんがLGBT特有の恋愛の傾向があるのは確かです。
LGBTであることに窮屈さを感じ自由を求めている人は、恋愛することで解き放たれたいと願っている人もいます。
また、そう願う者同士が集うLGBT同士の集まりにも頻繁に顔を出すので社交的なタイプの人ほど出会いが豊富と言えます。
女性同性愛者の場合、女性同士の関係が男女の関係よりも感情的であり、密接なつながりがあるため、浮気の影響が大きくなりやすいという説もあります。
女性同性愛者の浮気の特徴については、個人差があるため一概には言えませんが、一般的には以下のような傾向があります。
ただし、これらはあくまで個人差があり、女性同性愛者全てに当てはまるわけではありません。
パートナーとの信頼関係を築くことが大切であり、浮気の原因になり得る問題に対しては、パートナーとしっかりと向き合うことが重要です。
彼女とは、仕事で遠距離生活を送っていますが、どんな境遇になっても私たちの愛は変らないと信じていました。ところがある日、偶然彼女の密かに作っていたSNSのアカウントを発見!見たともない女性と親密な写真がアップされているのを見ました。
嫉妬心にかられ、本人に問い詰めましたが「証拠もないのにそんなこと言うなんて心外!」と怒って連絡が取れなくなりました。私は心の拠り所であった彼女を失い、もうこの先どうすればいいのか分かりません。
もともと女性というのは恋人に性的欲求以上に、心のつながりを求めるものです。普通の女性と同様に、好きになった男性を一途で想い、身持ちが固いタイプの人も多くいます。
レズビアンも女性であることには変わないので、男性よりも浮気に対して否定的な考えが強い傾向があります。
精神的なつながりを重視するレズビアンカップルにとっては、ほかの相手とのキスやボディタッチだけでも許せない行為に違いありません。
ここで気を付けなければならないことは、相手の浮気を疑い追及しても、相手が認めない限り話が先に進まないということです。
事実とは証明できて初めて事実になるのです。
肝心なことは言い逃れできない証拠を揃えて、パートナーと話し合いの場を持つことです。
現在LGBTの方々の存在が認知され始め、法律の解釈は少しずつ変化し始めています。
性的関係に至るのが異性間には限らない、という考えが浸透し始めている今、場合によっては同性との浮気が不貞行為と認められます。
遠距離恋愛のレズビアンカップルの場合、結婚の約束をしたことや互いの両親に会ったりもしていた事実から、浮気を不貞行為と認められ、さらに婚約破棄も該当する可能性があります。
婚姻関係のない男女と同様に、LGBTカップルであっても内縁関係や婚約関係があったという証明が必要です。
関係解消によって被害者に生じる不利な事項が多いほど慰謝料請求にプラスに働きます。
内縁関係は同居期間、恋人関係を証明するもの(指輪、メール、日記など)、結婚の約束の有無などが重要な証拠となります。
女性同性愛者の浮気調査については、一般的な浮気調査と同じように、専門の探偵事務所に依頼することができます。
ただし、女性同性愛者の関係は、男女の恋愛関係と異なり、感情的なつながりが強いことが多く、浮気に至るまでのプロセスが複雑であることがあります。
そのため、浮気調査にあたってはLGBTに特化した調査が必要とされます。
LGBTの浮気相談に特化した窓口があることをご存知ですか?
LGBTの恋愛関係は一般の恋愛関係とは異なる面があり、浮気や不倫問題に対処するのは容易ではありません。
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2024年6月6日更新/ 執筆者 / 吉田 麻衣子
1977年生まれ。男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者ページ
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