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公開日: 2025/03/17
セキュリティコラム
 公開日: 2025/03/17

路上で女性配信者が男性に刺され死亡…著名人が身を守る方法を探偵目線で解説

この記事の読了目安時間は約 1 分です。

2025年3月11日、東京都新宿区高田馬場の路上で動画配信を行なっていた女性が男性に刺されて死亡する事件が発生しました。

女性は山手線沿線を歩いて一周する内容の動画配信中だったため、居場所がすぐに突き止められてしまう状態でした。

事件が発生した時間も午前9時50分とまさに白昼堂々の犯行であり、この事件が与えるインパクトは想像に固くありません。

このように、知名度のある著名人が現時点での所在地を自ら明かす状況にしてしまうことはトラブルに巻き込まれる可能性を増加させてしまいます。

ファンと呼ばれる人の中には過激な行動に出てしまう人も一部存在するため、そのような人の行動を抑えるためにも、身を守るための情報発信の方法を考える必要があります。

この記事では、女性配信者が殺害された事件の背景を解説しつつ、著名人が身を守るための方法を探偵目線で解説していきます。

当該ニュースの概要

11日午前9時50分頃、東京都新宿区高田馬場の路上で、女性が男に刃物で刺されたと110番があった。警視庁戸塚署員が駆けつけたところ、20歳代の女性が頭部や首、胸などを刃物で刺されて倒れており、心肺停止の状態で病院に搬送されたが、約1時間20分後に死亡が確認された。

警視庁は、現場にいた40歳代の男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。女性は1人で路上を歩きながら動画配信中、男にいきなり横から刺されたとみられ、警視庁は容疑を殺人に切り替えて詳しい経緯を調べる。

引用元:高田馬場の路上で20代女性刺され死亡、40代男を容疑で逮捕…動画配信中にいきなり襲ったか : 読売新聞

なぜ女性は殺害されたのか

今回の事件で殺害されてしまった女性配信者は、何もいきなり通り魔的に襲われたわけではありません。

男性にも、女性を襲うに至る理由が存在していたと伝えられています。

一体、両者の間に何があったのでしょうか。

200万円もの金銭トラブル

一説によると、女性と男性の間には金銭トラブルがあったと伝えられています。

数年前に金銭的に苦しい状況にあった女性は、当時から配信を見ていてファンであった男性にお金を貸してほしいと連絡を取ったとのことです。

男性は複数回にわたってお金を貸し、それだけでなく直接会うような関係にもなったと言われています。

その後被害者女性は一度配信サイトのアカウントを削除しましたが、その後復活して配信を再開しています。

加害者の男性は逮捕後の供述で「200万円以上のお金を貸しているが返してもらえない状況が続いた」と話しています。

こうした、配信者の女性とファンの男性による垣根を超えた関係性が、今回の事件の原因と考えられるでしょう。

居場所を公開してしまった

もしトラブルを抱える相手がいたとしても、ただ自宅から配信しているだけではトラブル相手に見つかることはないでしょう。

しかし、今回の事件は配信者女性が「山手線を歩いて一周する」という内容の企画配信を行なっている際に発生しました。

実はこの配信には身を危険に晒してしまう要素が多く、まず自らが山手線の沿線にいると所在地を公開して配信を開始した点です。

例え東京都内在住であることを明かしていても、タイミングが合わなければファンと遭遇する確率はとても低くなります。

しかし、この配信を行なっている最中は山手線沿線に行って待ち続ければ必ず会えてしまう状況となってしまっていました。

そして配信の企画上現在地を公開する必要があったため、配信さえ見ていれば山手線沿線の中でどこにいるかがわかってしまう状況でした。

そのため、このトラブル相手の男性が女性の居場所を見つけるのも容易だったため、簡単に犯行を実行できてしまったのです。

周囲に身を守ってくれる人がいなかった

また、配信も一人で行なっていたため、周りに身を守ってくれる人もいなかったことが悲劇を招いてしまった要因と言えます。

テレビに出るような芸能人であれば、周りに身を守ってくれるスタッフも用意できたかもしれませんが、動画配信者でそこまで準備できる人は一握りです。

そのような大きな存在ではない「身近さ」が動画配信者の魅力でもありますが、今回の事件ではこうした要素が最悪の結果に繋がってしまった側面があります。

著名人が身を守るためには

動画配信がメジャーになりSNSなどを通じた情報発信が発達したことで、今ではついこの間まで一般人だった人がいきなり有名になるケースも少なくありません。

しかし、そのような場合だと自らの身を守るという部分にまで考えが至らず、トラブルを未然に防ぐことができないケースがいくつも見られます。

そのような状況でもすぐに身を守れる方法を、探偵目線で解説します。

SNSをすぐに更新しない

今の時代の著名人にはSNSを使った発信も求められ、ファンとの密接なやり取りが必要になってきています。

しかし、身を守る観点から考えると現在地に関する情報はSNSですぐ発信するのは居場所の特定に繋がるため避けましょう。

例えば飲食店に訪れた際に、店内にいながら食べた料理の写真を掲載してその後もしばらく店内に滞在した場合、その間にファンの人がお店を訪れて鉢合わせとなることもあるでしょう。

もしそのファンが過激な行動をするような人物だった場合、何か被害を受けてしまう可能性もあるでしょう。

余計なトラブルを避けるためには、おすすめの飲食店の情報を掲載する際にはお店を離れてからにした方が安全です。

居場所がわかる場所での配信はしない

トラブルを回避して身を守るためには、外出中の配信はできる限り避けた方がいいでしょう。

もし現在地が観光名所など有名な場所であった場合、そこで配信してしまうと現在の居場所をたくさんの人に晒してしまうことになります。

近くにいる人ならすぐに迎えてしまいますし、配信を見ながら現在地も確認できますので特定も容易でしょう。

配信は基本的に自室など閉鎖的な場所で行なうことで、居場所の特定を避けることが可能になります。

近くに身を守れる人を置く

自分自身の安全の確保が必要な場合、自分一人だけでは身を守り切ることは難しい瞬間もあるでしょう。

そのような場合、頼りになる人に近くにいてもらって身を守れる状況を作るようにしましょう。

もし身を守ってくれる人がいれば、外出時であっても安全を確保できるでしょう。

周りに頼れる人がいない場合であっても、探偵に身辺警護を依頼することで必要な時に周囲を監視してくれたり何か起きた際に近くで待機してくれます。

身を守るための準備が必要になった場合は、ぜひ一度探偵にまで相談してみましょう。

探偵はどう読む?

当事務所には男女トラブルや対人トラブルなどのご相談をいただくことが多々あります。

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監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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