その彼氏大丈夫？依存症の娘が利用される前に

学校を卒業後、就職した後で娘の将来にひとまず安堵したものの、娘が交際相手の彼氏にのめり込んでいて、せっかく入った会社だというのに仕事に身が入っておらず、いつも恋愛のことばかり考えているようで心配と思う親もいます。

出勤前だけでなく帰宅後、彼氏と会っていない曜日はいつも部屋に閉じこもってずっとスマートフォンを曇った顔つきでいじっている状態で、話しかけてもいつも上の空です。

友人がたまに訪れて、遊びに誘っているのに夜に彼氏と会う約束があり、化粧に時間がかかるからと友人の誘いを断るとか、「ちょっとどうにかならないの？」と見ているこっちが怪訝な顔をしてしまいます。

娘がひと時もスマートフォンを離さず、彼氏からの返事をいまかいまかと見ている姿は痛々しいです。
娘がなにより彼氏を優先するために、彼のほうの恋の熱が冷めやり取りが途切れ途切れになって、既読スルー状態であることをカミングアウトされたとします。

親心としては、むしろ別れたほうがいいと親心としては思うわけです。しかし、娘のほうは彼の既読スルーは避けたいために、限りあるタイミングで会える機会のときに彼氏に気に入られるように尽くしすぎてしまいます。

そこで費用などがかかり親としてはそのとばっちりを受けることがあるのは避けたいところでしょう。

プロのホストなどは、主に裕福・著名な女性だけでなく一般女性も客として交際していることがあります。

ホストだけでなく、結婚詐欺師、一般の男性でも女性を騙して徐々にお金を回収していくためにあの手この手を使い人もいます。騙し稼業の目的はお金ですので、女性でも男性をターゲットとしたプロもいます。

同居もしくはひとり暮らしの娘や息子が高価な買い物をしているわけではないが、突然まとまった額の貯金をおろしているにもかかわらず何に使ったのか教えてくれない、その後も稼いでいるのに終始金欠状態である場合は、身辺調査などをしてみることをお勧めします。

どうしてもこの人でないとダメですということで、惚れた相手に尽くすのは男女とも同じ傾向にあります。

男性なら時間をかけてお金をつくり彼女に高価なプレゼントをして喜ぶ顔が見たい、あるいは有名な高額キャバ嬢に通いつめ何年も追ってみたけれど、結局自分よりお金をもっている男はいくらでもいるため途中であきらめたという話もききます。

しかし有名なキャバ嬢やホストはビジネスなので、人間関係のサイクルを心がけていて長期的にお金を回収できる人と短期決戦の人を冷静に見極めているものです。

女性が男性に尽くす場合、収入が少ないものの地道にコツコツ貯めてきたお金だけではなく、相手の賃貸部屋へ行き、頼んでもないのに勝手に掃除をしたり料理をしたり、なかには一週間分の料理を作り置きする健気な方もいます。

後で別れることになった際、相手にかけた手間暇と時間がお金以上に大きな傷跡を残すことがあり、メンタルを病む人もいます。こういう人たちは自分に一点集中してお金と時間手間暇をかけるナルシストと真逆な傾向にあると言えます。