近年、悪質なホスト営業による被害が社会問題として注目を集めていますが、メンズ地下アイドル(通称:メン地下)による被害はさらに深刻化しています。
2024年1月には、新宿区歌舞伎町のライブハウスで17歳の女子高校生がわいせつ被害に遭う事件が発生し、芸能事務所の社長らが逮捕されるなど、その闇の深さが改めて浮き彫りになっています。
本記事では、メンズ地下アイドルの実態と、推し活に没頭する若い女性たちが直面する危険性について詳しく解説します。
また、すでに大切な家族や友人がメンズ地下アイドルにハマってしまった場合の具体的な救済方法や探偵による解決サポートについても説明していきます。
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メンズ地下アイドル(メン地下)とは、メジャーデビューをしていない、いわゆる地下アイドルと呼ばれる男性アイドルを指します。
主に小規模なライブハウスで活動し、ファンとの距離の近さを売りにしています。
通常のアイドルとは異なり、ファンと直接交流する機会が多く、ライブ後には握手会やチェキ撮影会が開催されます。
この「距離の近さ」は、若いファンを魅了する大きな要因となっていますが、同時に深刻なトラブルの温床 にもなっています。
特に10代から20代の女性ファンは、アイドルとの距離の近さや特別感を求めて、危険な状況に陥るケースが後を絶ちません。
歌舞伎町を中心に活動するメンズ地下アイドルグループは年々増加傾向にあり、それに伴って被害も拡大しています。
メンズ地下アイドルの最大の特徴は、ファンとの距離の近さを巧みに利用した営業手法です。
ライブ後のチェキ撮影会では、1枚約1,000円で、アイドルと写真を撮ったり交流することができます。
この短い時間のなかで、アイドルたちは「君のことずっと覚えているよ」「また会いに来てね」といった言葉を投げかけ、ファンの恋愛感情を巧みに刺激します。
このような直接的なコミュニケーションが、若い女性たちを夢中にさせる大きな要因となっています。
多くのグループでは、ポイント制度を導入 しています。
ライブ参加や物販購入でポイントが貯まり、一定のポイントに達すると「特別なデート権」や「日帰り旅行権」といった特典と交換できます。
しかし、これらの特典を得るために必要なポイントは非常に高額です。
【ポイント例】
近年、警視庁や各種報道によると、違法な性風俗店で働く若い女性のなかに、メンズ地下アイドルに貢ぐために働いているケースが確認されています。
特に問題なのは、特典を得るために必要な金額があまりにも高額なため、普通のアルバイトでは到底稼げない金額であることです。
その結果、短期間で大金を稼げる仕事として、風俗や売春に手を染めてしまうケースが後を絶ちません。
メンズ地下アイドルのファンコミュニティには、独特の競争原理が存在します。
「誰がいちばん推しのことを応援しているか」を、ライブの参加回数やグッズの購入量、特典の獲得数などで競い合う文化が根付いています。
この競争はときとして過熱し、ファン同士で「マウンティング」が行われることも。
「私は今月30回ライブに来たよ」「私は特別デート権を3回獲得した」といった具合に、金銭感覚が著しく歪んでいく実態があります。
「推しのために」という考えが強くなるにつれ、自己犠牲的な行動が増えていきます。
よく見られる例としては以下のとおりです。
特に深刻なのは、最初は「一時的な資金調達」のつもりが、借金や売春、違法行為の罠に陥ってしまうケースです。
いったん違法な仕事に手を染めてしまうと、脅されて抜け出せなくなったり、より危険な仕事を強要されたりするという二次被害も発生しています。
大切な人を救うためには、段階的なアプローチが重要です。
以下のようなサインが見受けられる場合、メン地下アイドルにのめり込んでる可能性が高いです。
まずは慎重に様子を伺いましょう。
周囲の人の接し方も非常に大切です。
以下のポイントを抑えながら、コミュニケーションを取ることを心がけてください。
頭ごなしに推し活を辞めるよう言っても、心を閉ざされて逆効果になります。
適切に介入することが大切です。
以下のような場合は、速やかに専門機関への相談をお勧めします。
当探偵事務所には経験豊富なプロの調査員のみならず、上級心理カウンセラーが在籍しております。
また弁護士の無償紹介も行なっているため、ご依頼者のご事情やご要望に合わせてさまざまなサポートを行なうことが可能です。
当探偵事務所では、以下のようなケースで多くの解決実績があります。
メンズ地下アイドルによる被害は、早期発見・早期対応が何より重要です。
少しでも不安や違和感を感じられましたら、まずは当事務所の無料相談窓口にご連絡ください。
一人で悩まず、まずはご相談ください。
私たちが大切な人を救うためのお手伝いをさせていただきます。
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執筆者 / 長田
オンライン上のトラブルや盗聴盗撮などの機械系調査を専門とする。机の上には常時スナックスティックが置いてある(笑)監修者・執筆者一覧へ
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