近年、モラルハラスメント(モラハラ)という言葉を耳にすることが増えました。
モラハラとは、心理的な支配や虐待を通じて相手をコントロールし、精神的な苦痛を与える行為を指します。
しかし、モラハラは一見するとあまり目立たず、日常的な言動や態度の中に隠れていることが多いため、最初はその兆候に気づきにくいという問題があります。
特に、モラハラ気質な方と付き合っている、または結婚している方にとっては、「これってモラハラかも?」と疑いながらも、相手の行動が本当にモラハラなのか確信を持てずに苦しむことがよくあります。
この記事では、モラハラの兆候や危険性について詳しく説明し、モラハラ気質な恋人やパートナーと接する際の注意点をお伝えします。
この記事では、モラハラ気質な相手と付き合っている・結婚している方のために、モラハラの兆候や危険性について詳しく説明します。
また、モラハラ気質な相手と接する際の注意点もお伝えします。
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モラハラとは、精神的または心理的な暴力で、言葉や態度を通じて相手の自尊心を傷つけたり、支配したりする行為です。
身体的な暴力を伴わないケースが多く、他人から見てもその行動が一見普通であるため、被害者自身がモラハラを認識しづらいことも珍しくありません。
モラハラ気質な人間は、意識的か無意識的に次のような行動をとることがよくあります。
自分の意見や価値観を強引に押し付け、相手の意見や気持ちを無視することが多いです。
「お前はどうでもいい」「私を優先するべき」といった言動が日常的に繰り返されることがあります。
相手の能力や容姿、性格などを繰り返し批判したり、バカにしたりすることが少なくありません。
「どうせお前にはできないだろう」「あなたは頭が悪いから仕方ない」など、相手を劣等感で追い詰めるのです。
自分が感情的に不安定なとき、相手を責め立てたり、相手の行動に過剰に反応したりすることがあります。
例えば、こちらが何気なく行ったことが突然非難されてしまう、いつもと同じ言動だったのに責められる、といったことが挙げられるでしょう。
相手のために何かをしても、相手からの感謝の言葉や承認をほとんど受けないケースも珍しくありません。
そのため、無視されているような感覚、もしくは召使い扱いをされている感覚に陥ることが多いです。
常に一緒にいたい、相手を自分に依存させたいという気持ちから、過度に束縛することもあります。
電話やメッセージを頻繁に送り、相手の行動を監視しようとします。
モラハラは始めこそ些細な言動に見えることもありますが、気づいたときには取り返しのつかない状態になっていることも珍しくありません。
モラハラの兆候にいち早く気づき、適切に対処するためにも、以下のポイントに注目してみましょう。
モラハラ気質な相手との関係では、自分の気持ちをなかなか表現できないと感じることが多くなります。
何かを言ったり、希望を伝えたりすることが怖くなり、常に相手の機嫌を取るようになっている場合は要注意です。
会話の中で自分の意見や存在そのものを否定されたり、侮辱的な言葉を言われたりする頻度が増えていませんか?
恋人やパートナーの言動のせいで自分が間違っていると感じるのは、モラハラの兆候である可能性が高いでしょう。
自分の意見や希望を無視され、相手の意見が全て正しいと感じるようになった場合、モラハラの兆候かもしれません。
そのまま相手を言いくるめ、パートナーの全てを支配しようとする場合があります。
自分が何をするときでも、相手が怒ったり不機嫌になったりすることを恐れるようになっていませんか?
常に相手の反応を気にしてしまうなど、精神的に追い詰められている場合もモラハラの可能性があります。
長期的にモラハラを受けていると、自己肯定感が低くなり、元々持っていた自信が失われていくことがほとんどです。
自分の考えや気持ちに自信を持てなくなった場合、危険な兆候ですので注意しましょう。
モラハラの兆候に気づかず長期間続けると、精神的なダメージだけでなく、身体的な健康にも悪影響を与えるため大変危険です。
モラハラは相手の精神的なコントロールを試みるため、自分は次第に精神的に追い詰められていきます。
具体的には下記のような影響をうけます。
自分に対する自信を失い、自分の意見が言えなくなる。最終的にはうつ症状や不安障害などの精神的な疾患が現れることも。
睡眠障害や食欲不振、体調不良など、身体的な不調が現れる
恋人やパートナーからの制限により、家族や友人との関係が疎遠になり、孤立してしまう。外出や仕事にも影響が出ると、社会生活に支障をきたすことも珍しくない。
何の準備もなくモラハラ気質な相手と接すると、自分が消耗してしまうことも少なくありません。
これ以上強いストレスを抱えないために、モラハラ気質の相手と接するときの注意点をご紹介します。
まず最初に、自分の気持ちや尊厳を守ることが最も重要です。
相手の言動に振り回されず、自分の感情や意見を大切にしてください。
もし、相手の言動が精神的に負担になっている場合、別れも含めて真剣に対応を考える必要があります。
自分の我慢の限界をしっかりと認識し、相手に対してどこまで許容できるのかを明確にしましょう。
例えば、暴力的な言動や無視されたり、攻撃的な態度を取られたりしたときには、「そういうことはやめてほしい」と伝え、決して許容しないことが大切です。
モラハラの問題は一人で抱え込むのは非常に辛いものです。
信頼できる友人や家族に相談することで、客観的な意見をもらったり、サポートを得ることができます。
また、外部の専門家に相談することも有効です。
カウンセリングや相談窓口を利用することで、気づかなかった問題を整理する手助けになるでしょう。
モラハラ気質な相手と付き合っている、もしくは結婚している場合、最も大きな疑問は「この人は変わるの?」という点ではないでしょうか。
モラハラ気質は深刻な問題であり、早期に対応しないと関係が悪化することが多いですが、「好き」「そばにいたい」という感情がある以上、相手の改善を望む気持ちも理解できます。
しかし、モラハラ気質を改善するためには、本人自身の強い意志と意識的な努力が必要です。
モラハラ気質は、精神的な支配欲や自己中心的な考え方に根ざしていることが多いため、簡単に改善できるものではありません。
恋人やパートナー自身が問題を認識し、自己改善のために努力する場合もありますが、その努力が見られない限り、改善は非常に難しいと言えるでしょう。
相手が改善しようとする姿勢を見せる場合、「きっと彼(彼女)なら変わってくれる!」と期待を持つことは理解できます。
しかし、このような改善は一時的なものであることも多いため、相手が本気で行動を変える意欲を持っているのかを慎重に見極めることが大切です。
最も重要なのは、自分を犠牲にしないことです。
自分の幸せと安全を最優先に考えることが、最終的には最良の選択であることを忘れないでください。
モラハラの問題に直面したとき、信頼できるサポートを求めることが重要ですが、探偵事務所への相談が有効な選択肢になることも少なくありません。
ここからは、探偵事務所に相談するメリットを詳しくご説明します。
モラハラにおいて、相手の言動が心理的な暴力であることを証明するのは難しい場合があります。
しかし、探偵事務所であれば、必要に応じて調査を行い、客観的な証拠を収集することが可能です。
確かな証拠があれば、モラハラの状況を第三者に説明する際に有力な材料となるでしょう。
モラハラの問題を直接相手と対峙して解決しようとすると、大きなストレスを伴うことがほとんどです。
探偵事務所に相談することで、調査や対応を専門家に任せることができ、精神的な負担を軽減できます。
モラハラの問題が深刻化し、法的措置を検討しなければならない場合、探偵事務所で得た証拠が非常に重要になります。
探偵が収集した証拠をもとに、弁護士と連携して法的な手続きを進めることができます。
モラハラが証拠として成り立つ場合、離婚や慰謝料請求、接近禁止命令などの法的措置を講じる際に有効です。
探偵事務所は単に調査を行うだけでなく、モラハラの問題に対する解決策を一緒に考えてくれることがほとんどです。
法律的な対応や、今後の生活についてのアドバイスをもらうことができるため、より現実的な対応策を講じることができるでしょう。
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監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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