
近年、新たなデジタル上の性暴力「セクストーション」の被害が注目を集めています。
当初は米国を活動拠点にしていたセクストーションの加害者グループが、ここ数年、日本人男性をターゲットにしています。
この記事では、セクストーションの内容・手口について解説し、被害を防止する方法についてまとめています。
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性的な画像や動画を送った相手に脅され、金品を要求されるセクストーション(性的脅迫)について、性暴力の被害者を支援するNPO法人「ぱっぷす」への被害相談が急増している。
(中略)
ぱっぷすへの被害相談は、2023年度が約640人、24年度が約1800人だったが、25年度は6月末時点で約900人に上る。総相談件数の68%が男性だ。
18歳未満からの相談が多く、相談者の最年少は小学5年生だった。25年6月は相談者の44%が高校生、7%が中学生だった。
引用元:毎日新聞 男性らの「セクストーション」被害急増 18歳未満からの相談多く(2025年07月18日)

セクストーションとは、「Sex(性)」と「Extortion(脅迫)」を合わせた造語で、「性的な脅迫」を意味しています。
セクストーションと似た内容として「リベンジポルノ」がありますが、リベンジポルノは、主に女性が被害者で、元交際相手などから報復目的で性的な画像や動画をネット上に拡散されるのに対して、セクストーションは、金銭を脅し取ることを目的としている点で異なります。
セクストーションの主な手口は、以下のとおりです。
セクストーションの被害者の多くが男性で、特に高校生などの未成年者の被害が目立ちます。
未成年者が被害にあった場合、親や周囲の人に相談できず、加害者の言いなりとなってしまうケースが多く、中には100万円以上脅し取られたケースもあります。
特に夏休みなどの長期休み中は、スマートフォンの利用時間が長くなる傾向にあることから、セクストーションの被害が広がる恐れがあるとして、支援団体が注意を呼びかけています。
アメリカでは、2019年頃から、未成年者に対するセクストーション被害が急増し、2022年には被害に遭った子どもが自殺をしたケースも確認されました。
このような事態により、南部アーカンソー州や中部ユタ州などでは、州法でセクストーションを取り締まるなど、規制が進んでいます。
アメリカで法規制が進んだことにより、まだ国内で規制が進んでいない日本の若者がターゲットになっていると考えられています。
また、加害者が日本に在住していない外国人の場合、加害者を日本の法律で裁けないことから、日本人被害者は泣き寝入りするしかない現状があるのです。

セクストーションの被害から身を守るために、インターネットを利用する際には、以下の点に注意しましょう。
近年、SNSやマッチングアプリなどで、見知らぬ人と気軽に交流できるようになった反面、ネットを通じた犯罪に巻き込まれるリスクも増加しています。
ネット上で見知らぬ相手とやり取りをする際は、相手の言動を観察し、安易に信用しないなど、十分に注意することが必要です。
「デジタルタトゥー」という言葉があるように、一度ネット上に公開された情報は、完全に削除することが困難です。
自身の性的な画像や動画を他人に送信することは、そうしたリスクをはらむ非常に危険な行為です。
たとえ親しい間柄の相手であっても、送信したデータが流出する可能性があります。
誰に対しても、自身の性的なデータを送信することはやめましょう。
セクストーションの加害者は、不正アプリ等を用いて、被害者の電話帳のデータを抜き取ろうとします。
メールの添付ファイルやURLを安易にクリックしたり、相手に言われるままにアプリをインストールすることは、非常に危険です。

セクストーションは特殊詐欺です。
加害者の第一の目的は、被害者から金銭を脅し取ることであって、被害者の性的なデータを拡散することではありません。
すなわち、セクストーションの被害に遭ったときは、一刻も早く加害者のアカウントをブロック・通報することで、被害を最小化させることができます。
もしセクストーションの被害に遭ったときは、以下の対処方法を取りましょう。

セクストーション被害に遭ってしまったとき、人に相談しづらいのは当然のことです。
しかし探偵であれば、守秘義務を遵守しながら、ご依頼者の不安の種を取り除くことができます。
例えば、すでに画像や動画が出回っていないかという確認のためのネットパトロールや、被害の証拠収集などを行います。
これらの調査を行うことで、多額の金銭を支払わずに済むかもしれません。
被害に遭ったからといって泣き寝入りせず、ぜひ一度、ご相談ください。
セクストーションは、人の弱みに付け込んだ悪辣な行為です。
一人で悩まずに、私たちに尽力させてください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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