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公開日: 2025/10/14 最終更新日: 2025/09/30
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 公開日: 2025/10/14 最終更新日: 2025/09/30

SNSでのプライバシー侵害とは?被害を受けた際の対処法も解説

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

SNSでのプライバシー侵害とは?被害を受けた際の対処法も解説

現代において、「SNSは日常生活の一部だ」と感じている方も多いでしょう。

SNSは友だちやフォロワーとのつながりを楽しんだり、趣味や情報を共有したりできる便利なツールですが、その一方で「プライバシー侵害」というトラブルが起きることもあります。

プライバシー侵害のトラブルとは、投稿した写真や個人情報が意図せず第三者に利用されたり、悪意ある人物によって誹謗中傷や嫌がらせに使われたりすることです。

この記事では、SNSでのプライバシー侵害問題の実態や被害を受けた場合の対処法について詳しく解説します。

さらに、根本的に解決する方法として、調査のプロである探偵事務所に相談するメリットもあわせてお伝えします。

SNSでのプライバシー侵害問題にお悩みの方は、ぜひ参考としてご覧ください。

この記事のみどころ!

SNSでのプライバシー侵害問題の実態や対処法について詳しく解説。

また、探偵事務所に相談して解決するメリットもあわせてお伝えします。

SNSにおけるプライバシー侵害の実態

SNSは誰でも手軽に利用できる反面、プライバシーが侵害されるリスクもあります。

ここからは、SNSでのプライバシー侵害の実態について、詳しくご紹介します。

無断転載と画像流用の増加

スマートフォンの普及により、日常の出来事や旅行の記録を気軽に投稿できるようになりました。

しかし、その写真や動画が「本人の許可なく第三者に使用されるケース」が後を絶ちません。

例えば、自分の顔写真を勝手にプロフィール画像に使用される、投稿した料理や旅行先の写真が他人のアカウントで「自分の体験」として紹介される、といった事例は決して珍しくありません。

こうした無断転載は表面的には軽い悪ふざけに見えるかもしれませんが、繰り返されると「なりすまし」や「詐欺」に悪用される可能性があり、非常に危険です。

個人情報の特定と悪用

SNSの投稿からは、多くの個人情報を収集することができます。

例を挙げると、写真に写り込んだ建物や風景から住んでいる地域がわかったり、日常のルーティン投稿から通学・通勤経路が特定されたりすることがあります。

特に、プロフィール欄に出身校や所属先を書き込む習慣がある世代は、その個人情報を犯罪者に悪用されることも少なくありません。

実際に、住所や電話番号がSNS経由で流出し、悪質な営業電話やストーカー被害につながった事例も報告されています。

誹謗中傷とネットいじめ

匿名性を盾にした以下のような誹謗中傷も、SNSにおける深刻なプライバシー侵害のひとつです。

  • 投稿に対する悪質なコメントの連投
  • 特定の人物を狙ったデマ情報の拡散
  • プライベートな情報を切り取って揶揄する投稿

このような誹謗中傷は、被害者の名誉や信用を深く傷つけ、ときに仕事や学業に悪影響を及ぼすほどの深刻な問題に発展します。

SNS普及率の高さから、周囲に広まるのを防ぐことは極めて困難なため、誹謗中傷が原因で仕事を解雇されたり、学校で孤立したりするケースは決して少なくありません。

アカウント乗っ取りと成りすまし

セキュリティの甘さを突かれてアカウントが乗っ取られると、被害は一気に拡大します。

本人になりすました加害者が友だちやフォロワーに詐欺メッセージを送るケースも多く、被害者本人だけでなく周囲の人間関係や信頼関係まで壊しかねません。

また、まったく無関係の人物が被害者になりすまして新しいアカウントを作成し、偽情報を発信することもあります。

プライバシー侵害被害にあった場合の対処法

どれだけ気を付けていても、プライバシーを侵害されることがあります。

SNSでのプライバシー侵害は放置しておくと被害が拡大し、生活や人間関係に深刻な影響を及ぼしかねない重大な問題です。

ここでは、実際に被害に気づいたときに取るべき具体的な対処法をわかりやすく解説します。

まずは証拠を確実に残す

被害に気づいたら、何よりも先に証拠を残すことが重要です。

SNSの投稿やメッセージは、加害者が削除したり非公開に切り替えたりすると、後から確認できなくなる場合があります。

そのため、気づいた時点でスクリーンショットを撮影し、日付やアカウント情報がわかる形でしっかり保存しておきましょう。

また、証拠は複数の方法で残すことが推奨されます。

画像の保存に加えて、印刷や画像データのバックアップを取っておけば、万が一データが消えても安心です。

のちに法的措置を行うためにも、誰が見ても明らかな証拠を残しておきましょう。

加害者を直接刺激しない

被害を受けたとき、感情的になって加害者に直接連絡を取りたくなるかもしれません。

しかしこれは逆効果になるため、直接連絡を取るのは絶対にやめましょう。

加害者を刺激すると嫌がらせがエスカレートしたり、さらに別の形で個人情報を暴露されたりするリスクもあります。

直接のやり取りは避け、冷静に対応策を進めることが、被害を拡大させないためのポイントです。

SNS運営会社への通報

証拠を押さえたら、次はSNS運営会社への報告を行いましょう。

各プラットフォームには、誹謗中傷、なりすまし、無断転載などに対応するための通報窓口があります。

例えば、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などでは、違反投稿の報告ボタンを利用することで、運営側が調査し、投稿の削除やアカウントの停止を行ってくれる仕組みになっています。

ただし、運営会社の対応は必ずしも迅速ではありません。

複数人から同様の通報があればまだしも、ひとりで通報した場合は、明確な証拠がなければ動いてもらえないことも多々あります。

そのため、報告だけで安心せず、次の対処を考えることが必要です。

法的措置を検討する

プライバシー侵害が明らかで、被害が深刻化している場合は弁護士に相談して法的措置を取ることを検討すべきです。

被害が認められると、損害賠償請求や投稿の削除請求、加害者の発信者情報開示請求などを行うことができます。

ただし、法的措置を進めるには、第三者にも明らかな証拠が欠かせません。

信頼できる第三者を頼る

法的措置を取りたいものの、自分ひとりでは証拠を集めきれない、もしくは自分への誹謗中傷を見るだけで苦しく、何もできなくなってしまう――被害を受けている方の中には、このような悩みを抱えている方も少なくないはずです。

そんなときは、信頼できる第三者に頼ることをおすすめします。

「信頼できる家族や友だちにお願いする」という手もありますが、最も確実なのは証拠集めのプロである「探偵事務所に相談する」方法です。

探偵事務所は、SNS上での発信内容を適切に記録する調査手法を持ち、加害者特定に向けた調査も可能です。

さらに、SNSトラブルに強い弁護士と連携して、法的措置の準備を進めるサポートも行ってくれます。

心身のケアも忘れない

SNSでのプライバシー侵害は、精神的なダメージを伴うことがほとんどです。

不安や恐怖で日常生活に支障が出る場合は、信頼できる方や心理カウンセラーに相談しましょう。

また、悪夢や不眠などの身体症状が強いときは、心療内科などの医療機関を早めに受診することも大切です。

プライバシー侵害問題に立ち向かうためにも、心身の負担を軽減するように努めることが大事です。

探偵事務所に相談するメリット

SNSにおけるプライバシー侵害に悩んだとき、心強い味方になってくれるのが「探偵事務所」です。

ここからは、探偵事務所に相談する具体的なメリットについて詳しく解説します。

専門的な証拠収集が可能

SNS上の投稿やメッセージは簡単に削除され、後から確認することができなくなることが少なくありません。

たとえ被害者自身がスクリーンショットを保存していても、証拠として不十分とされる場合があります。

しかし、探偵事務所は、法的に有効とされやすい形で証拠を記録・保存するノウハウを持っています。

そのため、適切な方法で画面キャプチャやログの保存を行ったり、訴訟や交渉の場で有力な証拠となる資料を揃えたりすることが可能です。

加害者特定に強い調査力

匿名のアカウントによる嫌がらせやプライバシー侵害は、加害者の正体を突き止めるのが難しいのが現実です。

しかし探偵事務所であれば、デジタル調査の専門知識や調査ネットワークを活用し、開示請求を行わなくとも加害者の身元を特定できる場合もあります。

例えば、以下のような調査を行うことで、加害者を特定していきます。

  • 投稿時間や内容の傾向から生活パターンを分析
  • 複数のSNSアカウントの関連性を突き止める
  • 必要に応じて弁護士と連携し、発信者情報開示請求をサポート

法的措置へのスムーズな橋渡し

被害を解決するには、最終的に弁護士による法的措置が必要になることも少なくありません。

探偵事務所によっては弁護士と連携していることも多く、証拠収集から法的対応までをスムーズにつなげられるというメリットもあります。

複雑な手続きを一から学ぶ負担を減らし、安心して解決までの道のりを進められます。

被害者の精神的負担を軽減

SNSのトラブルに巻き込まれると、不安や恐怖、孤独感に苛まれます。

不安を抱えたまま日常生活を送るのは大きなストレスですが、探偵事務所に相談することで、「自分ひとりで悩まなくても良い」という安心感が得られます。

プロの調査員が客観的に状況を整理し、場合に応じた対応策を提示してくれることは、精神的な負担を軽減するための大きな支えになります。

再発防止への具体的アドバイス

探偵事務所は単に証拠を集めるだけでなく、再発防止のためのアドバイスも行ってくれます。

例えば、SNSの設定変更や情報の公開範囲の見直し、セキュリティ対策など、被害者自身がすぐに実践できる対策を提案してくれるため、同じような被害に繰り返し悩まされるリスクを減らすことも可能です。

プライバシー侵害問題に関する実際の相談事例

プライバシー侵害問題に関する実際の相談事例

ここからは、実際に探偵事務所に寄せられたプライバシー侵害問題に関する相談事例をご紹介します。

すべてのご依頼にしっかりと対応しておりますので、探偵事務所への相談を迷っている方は、ぜひ参考としてご覧ください。

事例1:無断転載された写真の削除

20代女性は、自分がSNSに投稿した旅行写真が無断で他人のアカウントに転載されていることに気づきました。

DMで直接指摘しようと思いましたが、投稿が削除される可能性があると判断し、探偵事務所に相談しました。

探偵がインターネット調査を行った結果、転載している内容やその他の投稿から、加害者が女性の友だちであることを特定。

無断転載の証拠を押さえたうえで、SNS運営会社に削除を依頼しました。

さらに弁護士と連携して法的措置を行うことで、被害は最小限に抑えられました。

事例2:誹謗中傷によるストレス被害

30代男性は、複数の匿名アカウントから自分の投稿に対して執拗な誹謗中傷を受けていました。

本名や住所までさらされはじめたため、身の危険を感じて警察に行きましたが動いてくれず、探偵事務所に相談することに。

探偵がインターネット調査を行ったところ、加害者は複数人おり、そのうちのひとりが男性に対して強い恨みを持っていることがわかりました。

集めた証拠をもとに法的措置を行うことで誹謗中傷行為はやみ、男性は安心してSNSを利用できるようになりました。

SNSでのプライバシー侵害問題は、当探偵事務所にご相談ください

SNSでのプライバシー侵害問題は、当探偵事務所にご相談ください

SNSで顔写真を勝手に利用される、本名や住所などの個人情報をさらされるなど、あなたのプライバシーが侵害される被害にあっていませんか?

SNSでのプライバシー侵害問題にお困りの際は、当探偵事務所にご相談ください。

プライバシー侵害の証拠集め、加害者の特定、法的措置のサポートなど、ご依頼者の要望に沿ったサポートを行います。

24時間365日相談を受け付けています。

SNSでの無断転載、誹謗中傷、なりすましなどの被害は、精神的・社会的な影響が大きく、ひとりで対処するには限界があります。

被害を最小限に抑えるためにも、私たちと一緒に適切な対応を行いましょう。

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    監修者・執筆者 / 山内

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

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