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「微笑みの国」とも呼ばれるタイは、穏やかでのんびりとした国民性で、日本人にもファンが多く海外旅行先としても人気です。 また、タイ人には親日家が多く日本人には過ごしやすい国だと言われています。 ただタイの男女間のこととなるとまた別の話です。
その“微笑み”の奥にあるワナが待っていることもあるので注意が必要です。
かつて、バブル期の日本には、多くのタイ人が短期ビザで入国し外国人労働者として生活し、その多くがそのまま 違法滞在者となり、大都市圏の建設現場や農場、工場等で法就労を行っていた時代もありましたが、現在その数は数千人にまで減少しています。
法務省の外局である出入国在留管理庁の発表では、2021年末時点で、5万人を超えるタイ人が日本に在留しており、その大半が関東地方に集中中しています。
現在、日本におけるタイ人コミュニティーは縮小傾向にあり、労働者よりも留学生や国際結婚として来日しているタイ人が主流です。タイは、世界有数の「親日国」の側面もあり、9割を超えるタイ人が日本に好感を持っているとされるデータもあります。
また、皇室を大事にする日本人は、王室を敬うタイの国民性と共通する部分が大きく、加えて、日本のアニメやJポップ、ファッションなども、タイ人が日本に憧れをもつ大きな一因となっています。
一般的なタイ人のイメージは、明るくオープンな気質なので、恋愛観にもそこがよく表れています。
> 誰にでもオープンということは、自然に異性に対しても同様のことがいえるので、特に男性の行動は軽薄と見受けられてしまうことがあります。タイの男女間でよく見られるのは、女性は男性のために働き尽くし、男性は女性の働いたお金で生活する「ヒモ」になるケースです。
もちろん、真面目に働く男性もいますが、ごく一部の男性は女性に対して優しく親切なのは最初だけ、過ぎにほかの女性に目移りします。ヒモになるような男性とは、女性をたぶらかすテクニックや時間もあります。
またタイには、子供のころから男性は甘やかされて、女性が働かされるという歴史があります。こうした男尊女卑思考はタイ人の国民性だけではなく、タイでの男女格差社会も背景にあります。
親日国で物価も安く、リゾート気分が味わえるタイは、旅行した人が虜になるほどの居心地の良く、リタイアして移住する先として人気の高い国でもあります。
日系企業も多く進出し、日本人の移住者が多い地域に住めば日本食レストランや日系スーパーもあるなど、日本に近い暮らしが可能で、しかも、気候も温暖です。
リタイヤメントビザも取得しやすいので、老後を過ごすには適していると思われがちです。 ただし、物価が安いというイメージだけで移住すると、文化や習慣の違いなどにもついていけず後で困難になるケースも増加しています。
タイには約7万人の日本人が住んでおり、その多くがバンコクに住んでいます。治安面などから家族が心配という人もいますが、家族同伴の駐在員も多く存在します。
妻子を連れての駐在員のも多く住んでいますが、子どもがいない場合、妻は異国の地で一人時間を持て余しがちです。夫がタイ女性の愛人を作った場合、ごく一部の妻に限られますが、男性を逆ナンしラブホテルに行って欲求不満を解消するという驚くべきケースも耳にします。
新型コロナ感染状況によって、男女の出会いの場やナンパスポットであるクラブやパブも営業停止措置を強いられていた店も多いですが、飲食店が「みかじめ料」を警察に払うのが当たり前のタイでは、営業の自粛など通用しません。
タイは日本人にとって“駐在員天国”といわれています。欧米諸国のようにアジア人を見下した風潮もなく、仕事もそれ程ハードではありません。
また、日本企業が多いバンコクやチョンブリ県などには日本人向けのクラブやバーなどがあり、日本とは比べものにならないほど安く遊べます。
そこで働くタイ人女性たちも片言の日本語を話せる場合が多いので、入り浸りになり、恋仲まで発展してしまうケースも多々あります。
微笑みの国の女性たちは、実はお金が絡んでくると非常にしたたかです。これは生きていくのが大変なタイの格差社会が、そうさせているのかもしれません、
特に夜の世界で生きる女性たちにとって自国より格段に豊かなうえ、お金で女性と遊ぶ文化がある日本人男性は、いいカモにされやすいと言われています。
そんなこと承知の上で疑似恋愛を楽しむなら、危険度も低いでしょうが、女性に対して免疫のないモテなかった中年男性は、店外デートを重ねる内に援助交際の深みにはまることがあります。これは当然日本にいるタイ人女性との交際にも当てはまります。
気が付けば多額のお金を貢いでしまったという男性の被害は後を絶ちません。
タイの夜の女性たち全てが騙すことを目的にしているとは言いませんが、騙されないためには、ほほ笑みの下に隠された真の目的を常に意識しておかねばなりません。
一般的に、タイ人はおおらかな性格ですが、意のそぐわない事態に感情をむき出しにしたり、非常に短気な一面もあります。
日本人のように親しき仲にも礼儀ありとか、相手の顔色を窺がうことはないので、よく言えば気持ちに正直でまっすぐですが、悪く言えば空気を読めないタイプが多くトラブルに発展することがあります。
タイ人女性と深い関係になった場合は、日本人とはあまりにも考え方や性格が違うため、男女間のトラブルに発展することがよくあります。
特に、単身赴任や独身であれば、タイ人女性の格好のターゲットとされ、色仕掛けを発端としたトラブルに巻き込まれやすい状況といえます。
タイ人とのトラブルは犯人はタイ人であることに加え、日本人詐欺師による犯行が一番多くなっています。異国の地で「同じ日本人だから」と安易に信用してしまうことによる被害といえます。
加えて、頑固さは人一倍強く、他人の意見を素直に受け入れることはほとんどありません。自分の非を認めることも、ほぼ無いといってもいいでしょう。
日本人は“空気を読む”などといった、相手の気持ちを察して行動する国民性ですが、タイ人にとって、そのような文化はないので、理解できないでしょう。
そのような国民性ですから、そのトラブルが男女間によるものであっても、金銭であっても、その加害者に確実な証拠が示されなければ、小狡く逃げ切ろうとするのは明白です。
よって、タイ人とのトラブルを証明するためには、動かぬ証拠を突きつけ、責任を認めさせる作業が必須となります。
加えて、タイに単身赴任している配偶者や婚約者は浮気をしていないかなども、当事務所などの探偵や調査会社に依頼することで、調査が可能となります。
ご自身での解決が難しいトラブルに巻き込まれたときは、タイ在住の現地調査員を配置し、男女トラブルや金銭トラブルの専門家であるファミリー調査事務所にご相談下さい。
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