ナイトワークで起こるトラブルは、「お店と起こるトラブル」と「スタッフと起こるトラブル」があり、どちらもお客様ともめることもあります。例としては以下になります。

• 従業員が売上金を持っていなくなった。
• 売れっ子キャバ嬢がどこかに引き抜かれた。
• 従業員とキャストが付き合っていた。
• お金を貸したのに返ってこない、辞めた、連絡が取れない。

• お客さんの夫（妻）から不倫で訴えられた。
• お客さんに依存されて困っている。
• お客さん（またはキャスト）にお金を貸したけど返ってこない。
• お客さんにつきまとわれている。

ほかにも夜の世界には思いもよらぬトラブルが多く、個人や店だけでは解決できないこともあります。従業員がいなくなったり、キャバ嬢の消息がつかめなくなったりしたときはその筋の専門家に依頼し、探すのがいいでしょう。

ナイトワークトラブルは、下記のように客側でも起こり得ます。

• 気に入ったスタッフにお金の貸した翌日には辞めてしまった。
• 友人がキャバクラ（ホスト）にハマって抜けられなくなっている。
• 結婚する約束だったのに連絡が取れなくなった。
• 自分の妻が夜の店で働いているかもしれない。
• 水商売の人と浮気している可能性がある。

ここで挙げたトラブルは一例にすぎません。他にもさまざまなトラブルが発生します。キャバクラやホストは依存性が高く、一度ハマると抜け出せなくなる人が多くいます。

新型コロナウイルスによる、閉塞感が高まっている今の社会では、孤独感を埋めるためにキャバクラやホストに傾倒する人たちが増加しています。また、風俗での不倫も問題視されています。

会社経営の男と銀座クラブのママが７年もの長い期間不倫関係にあり、その事実を知った男の妻から400万円の慰謝料を請求した裁判があります。裁判では、「店の営業の一環であり、不貞行為とはいいがたい」という判決でした。これはほんの一例であり、その後、似たような裁判で慰謝料の支払いを命じられた裁判もあります。また、地方裁判所での判決のため、控訴や上告をすることによって判決が変わる可能性もあります。訴訟を起こすにしても証拠が必要になるので、専門家のサポートがあればより確実に裁判に有利な情報が集めることが可能です。

参照：NEWSポストセブン　銀座のママ枕営業判決に弁護士「婚姻制度を破壊する暴挙」（2015年6月4日）

2014年に埼玉県川越市で実際に起こった事件で、当時小学６年生の女児を雇用したとして風営法違反で飲食店経営の男が逮捕されました。男は他にも17歳の未成年を18歳未満と知っていて雇用していた容疑もかかっています。小学６年生の女児に関しては18歳未満ということは知っていたが小学生だとは思わなかったと話しています。

これは極端な例ですが、これに似た事件は日本各地で起こっています。「子どもがどんなアルバイトをしているのか」「信用できる場所なのか」と、不安に思った方はお子さんに聞いてみてください。もし、はぐらかすような素振りがあったら、調査会社に調査依頼するのも１つの手でしょう。

参照：exciteニュース　仰天！ ガールズバー従業員は小学女児だった（2014年4月3日）