世のなかにはさまざまな勧誘があります。
そして、場合によってはそれが洗脳トラブルの始まりとなることも…
巧妙な洗脳トラブルの判例と当事務所の調査・対策はどのようなものであるか、過去から現在に至るまでの洗脳による凶悪事件を踏まえて詳しく掘り下げています。
洗脳トラブルでお困りの方は、ご参考になさってください。
ファミリーセキュリティでは、他社にはない「心理カウンセラー有資格者」が話し合いの立ち会いまで行ない、洗脳解除ができるまでトータルサポートいたします。
執筆者 / 池田 2024年5月31日 更新
1989年生まれ。知人が嫌がらせ、ストーカー被害に遭い、問題解決を手伝う。蓄積したノウハウを依頼者のために役立てる。実績豊富な探偵として活躍中!心理カウンセラーの資格保有者!監修者ページ
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そもそも洗脳の定義とは何か?
初めて聞いた人も、なんとなく聞いたことのある方も、ここで一緒に振り返ってみましょう。
洗脳とは特異的な、「あるいは異質な環境下で一貫した教育を実行し、従来の思想や信念などを一新して別の思想や新しい思想、また信念を植えつけること」を洗脳と言います。
〈思想改造〉を意味する中国語に由来している、という広義では言われています。
程度の差や手法の巧拙はあっても、あらゆる教育が洗脳であるという説もあります。
洗脳トラブルはそういった思想や信念の植え付けのコミュニティに自分が知らない間に参加して巻き込まれていて、気が付いたら抜け出せなくなっていたといったトラブルのことです。
洗脳の怖いところは、大半の洗脳トラブルのケースで自らの意思で引き込まれていると錯覚してしまうところで、被害に遭っている自覚がないというところです。
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具体的な洗脳トラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。
また、洗脳されるきっかけについて、下記にトラブル事例を挙げましたので参考に考えてみましょう。
必ず儲かるといった甘い謳い文句を使い、『すぐに稼げるコツ』や『楽に稼げるための情報商材』などを販売したり、その販売をする売り子を登録させて、また次の販売者を登録させていく連鎖が延々と繰り返されるビジネスです。
このビジネスは別の呼び名として正式名称を「連鎖販売取引」といい、「マルチ・レベル・マーケティング(MLM)」と呼称されます。
ネズミ講は法律で明確に禁止されており、必ず儲かるといったマルチ商法は多額の借金を抱えるケースも出てきています。
また、詐欺師も知恵をつけて「MAL(マルチレベルアフェリエイト)だから大丈夫」と言って活動していますが、これらもアウトです。騙されないでください!
占術、いわゆる占いやスピリチュアルの勧誘セミナーでの洗脳は特定の人を崇めるような新興宗教ではありませんが、『精神的な』『精神に関するさま。また、霊的な。』といった意味をもっています。
心情の在り方を中心にかたり、マインドコントロールをします。
占術は文字の通り占いですが、占いにもとても対象者に精神的に影響を与える洗脳的な口ぶりが挙げられます。
それほど人の言葉に動かされ、自分自身よりも他人が言ったことを信じすぎてしまう場が、占いやスピリチュアルでも起こります。
カルトとは、祭儀、儀式、崇拝を意味することばが転じ、特定の人物・事物を熱狂的に崇拝や礼賛をすること。
他にはそうした行動をとる集団や教団そのものを指しています。
アメリカでもカルト宗教団体が絡んだ悲惨な殺人事件が起こっている他、日本でもオウム真理教による 1994年の松本サリン事件、1995年の地下鉄サリン事件などカルトが否定的に認識される事件が発生したのは記憶に新しいです。
集団による詐欺での洗脳は、主にオレオレ詐欺によるものや、国際ロマンス詐欺などがそれにあたります。
ロマンス詐欺(ロマンスさぎ)は、インターネット上のコミュニティで知り合った海外の相手を言葉巧みに騙し、恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる振り込め詐欺の一種とされています。
国際ロマンス詐欺、国際恋愛詐欺、ナイジェリア詐欺とも呼ばれています。
送金した場合、現状では事後に金銭を取り戻せる対策はほとんどないと言われているほど巧妙です。
単独犯に限らず、詐欺団を結成している場合も多いです。
他にも脅迫や恐喝による洗脳や近隣トラブルによる洗脳なども挙げられます。
洗脳トラブルが刑事事件に発展するケースはここ数年に始まったことではありません。
つまり洗脳トラブルといわれる小さなものが、事件性のある大きなものに変わる可能性があります。
日本でいちばんといってもいいほど当時問題になったのはオウム真理教の地下鉄サリン事件でしょう。
オウム真理教の洗脳の事例のほかにも、もっと私たちの身近でも洗脳のトラブルや事件が起こっていることに気づかされます。
前記では洗脳トラブルをタイプ分けしてお伝えしましたが、次項では洗脳トラブルの判例で具体的にどういった事例が過去にあったのかをお伝えします。
具体的な洗脳による犯罪事件の事例を挙げます。
世間を驚愕させ、マスコミが騒いだ洗脳を軸に行なわれた日本史上最悪ともいえる凶悪犯罪事件です。
親族7人をマインドコントロールで監禁殺人した事件です。
監禁されていた当時17歳の少女が脱走し事件が顕在化されるようになりました。
この洗脳事件の犯人だった当時の主犯格の松永容疑者は、内縁の妻・緒方を暴力で服従させマインドコントロールしていました。
主犯格の松永容疑者は人当たりが良く饒舌で、端正な顔立ちから女性に人気だったそうですが、虚言癖がひどく執拗な嗜虐的な性格を持ち合わせていました。
2012年に兵庫県尼崎市で発覚したマインドコントロール事件で、尼崎市の倉庫で女性の遺体が発見されたことで事件が知れていきました。
当時主犯格だった角田容疑者は、血縁関係ではない人とその家族を集め疑似家族を作り、奇妙な共同生活をしていました。
角田容疑者はときに暴力をふるわせ、睡眠食事の自由を与えず、財産も全て奪った、とされています。
洗脳された男女5名が殺害され被害者となりましたが、今も被害者で行方がわからないい人達がいるため、具体的な被害者の数はわかっていません。
このマインドコントロール事件が謎のなかに葬られているのは、主犯格の角田が留置所で自殺したことが大きいとされています。
オウム真理教事件(オウムしんりきょうじけん)とは、1980年代末期から1990年代中期にかけてオウム真理教が起こした一連の事件の総称です。
オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)が、宗教を隠れ蓑に世界各国での軍事訓練や軍事ヘリの調達、自動小銃の密造や化学兵器の生産を行ない武装化し、教団と敵対する人物の殺害や無差別テロを実行したことで知られています。
世界史的に見てもアルカイダやISILによるテロを先取りした事件といえ、そのなかでいちばん記憶に鮮明な残虐な事件が、「松本サリン事件」と「地下鉄サリン事件」でした。
1995年(平成7年)3月20日に東京都の現:東京メトロの丸の内線や日比谷線が乗り入れる霞ヶ関駅で発生した同時多発テロ事件です。
警察庁による正式名称は、地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件と呼ばれています。
日本国外では「英:Tokyo Attack」と呼ばれることがあります。
東京の地下鉄サリン事件の1年前に1994年(平成6年)6月27日に長野県松本市で発生したテロ事件です。
神経ガスのサリンが散布されたもので、被害者は死者8人に及びました。
オウム真理事件の一連の事件では、29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えたとされています。
宗教やカルト集団による事件は、日本国内にとどまりません。
世界では、「毒殺」「焼死」「銃殺」「集団〇殺」など、常識では考えられない事件が数多く起きています。
これらの事件は、全ては身近で起こった「実際の事件」です。
世界的に注目を浴びた事件が気になる方は、以下の「世界のカルトや宗教で起きた悲惨な事件」を読んでみてください。
どの事件もゾッとする内容ばかりで、改めて「洗脳」の恐ろしさを考えさせられます。
洗脳状態にある人に対して、どれだけ言葉を尽くして諭したところで、自分の進むべき道を歩んでいることにケチをつけ阻んでくる、邪魔してくるというイメージしか与えません。
洗脳を解こうと無理強いすると結果的に、自分から距離を置かれ避けられてしまう可能性もあります。
そうなれば洗脳者の思う壺です。
そうならないように、洗脳を抑止する方法としてできることは以下になります。
洗脳から逃れるということは、洗脳者自体を遠ざけるということでもあります。
しかし、それはかなり大変な作業となり、洗脳のほとんどは家族や友人から引き離し、孤立させることを目的にしていることから、言葉だけでいくら説明しても信用してくれません。
洗脳から目を覚ます効果的な方法は、言われるがまま信じていることに対して、自分の頭で考えるようにしむけるのです。
そのためには言葉だけではなく、疑いを持つような証拠を見せ、真実を伝える努力が必要です。
インターネットには必ずしも正しい情報だけでなく、まちがった情報やウソ、うわさもたくさんあります。
思いこみで書かれていることもあれば、情報操作を目的としたブログ、発信した人の都合のいいように書かれていることもあります。
インターネットで洗脳を行なう人間は、最初はとても優しく接したり、無料でカウンセリングをすることで、言葉巧みに信頼を得ようとします。
自分でインターネットの情報にまどわされずに見ぬく力があれば問題ありません。
しかし、洗脳に関しては心が弱っているときに起こりやすく、正しい情報を伝える家族や友人のサポートが必要とされます。
どうすれば身を守れるのか。
まず、洗脳トラブルに巻き込まれる前であれば、洗脳者や影響をうけている情報を調べることで未然に防げることが多くあります。
接触している人物やセミナーなど、実態がわかれば洗脳される前に引き離すことができます。
洗脳トラブルに巻き込まれてしまったら、証拠は確実に必要となるため、少しでも危険性を感じたら必ず記録を取るようにしましょう。
とにかく、まず相談です。「おかしい」と思う心が生まれれば、その状況から抜けるチャンスは十分あります。
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相手は洗脳の「プロ」です。
金銭的な搾取、社会的孤立、自己評価の低下、常に過度のコントロール、誤った情報の浸透など、あらゆる手法を用いて洗脳を行ないます。
また、人の心を思い通りに動かす6つの原理を応用し、強迫観念と依存心を煽り、健全な思考を奪います。
見識のない人が説得や洗脳解除を行なっても、上手くいかないでしょう。却って状況は悪化します。
洗脳の負の連鎖を断ち切るのは容易ではありません。
洗脳トラブル、理想と現実の違いを教えることで、洗脳を解除できます。
洗脳トラブルサポートは、以下の調査を行ない洗脳解除に必要な情報や証拠や理想と現実の違いを収集します。
状況に応じて必要な情報や証拠の種類が異なります。現在に至るまでの経緯や状況を詳しくお聞かせください。
洗脳トラブルサポートは被害の状況、行なう調査・サポート内容、調査期間(日数・時間数)、必要な証拠や情報に応じて費用が異なります。
詳しいお話をお聞かせいただくことで、お見積もりの作成が可能です。
また、ご予算をお知らせいただけましたら、ご予算内で行なえる調査・サポート等のご提案をさせていただきます。
行動・素行調査
1名1時間:6,500円~
風評調査パック
30日プラン:150,000円~
潜入調査
1時間:15,000円~25,000円
洗脳被害に遭っているご家族から「説得してほしい」「話し合いの立ち会いをしてほしい」と、サポートに関するご相談は後を絶ちません。
頭ごなしに教団組織や教祖(指導者)を否定しても洗脳は解除できませんし、何の裏付けや材料もなく、第三者が説得して解除できるほど簡単ではありません。
また、理想や価値観が一致した教団組織や教祖(指導者)を否定することは、本人を否定することと同じです。
また、相手は洗脳の「プロ」であり、あらゆる心理的手法で利益を追求します。以下は、一般的な手法です。
先程の説明と重複してしまう部分もございますが、「理想と現実の違いを探すこと」で洗脳やマインドコントロールを解除を行ないます。
答えを押し付けるのではなく、本人の心に「疑問」が生まれるように、自分の頭で考えるように仕向けます。
適切な質問や話し合いを行なうには、「事前準備」が重要となります。
教団組織や教祖(指導者)に対する情報収集を行なったうえで、「上級心理カウンセラー」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」有資格者が、話し合いの立ち会いまでのトータルサポートも!
「負の連鎖」を断ち切り、大切な人を救うためにも早急に行動を起こしましょう。
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相談の結果、アドバイスのみではなく、調査をご依頼をお受けする場合、着手金・実費等の調査費用についてもご説明のうえ、ご了承いただいた内容に基づいて委任契約書を取り交わします。調査委任契約書とは、ご依頼いただく探偵業務の内容、期間及び方法や調査結果報告の方法、資料の処分に関する事項、探偵業の委託に関する定め、探偵業務の対価などを明記した契約書で、依頼者と受任者が同一内容のものを1通ずつ保有します。
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Q
洗脳解除の専門チームとはなんですか?
A
調査項目にあるとおり洗脳問題に特化したチームとなります。洗脳を解く調査には、1日で解決できる魔法のような調査はありません。
継続して暴き出す「真実」が必要であり、1つの手段として解くための洗脳になります。
コツコツと積み上げたものが形となり「目を覚ますきっかけ」になるのです。
Q
どのような探偵事務所が良いですか?
A
探偵事務所にも得意分野がありますので解決事例など確認して判断しましょう。ご依頼者の相談したい分野に精通している探偵事務所を選ぶとよいでしょう。
例えば、浮気調査を専門に扱っている探偵事務所に洗脳調査のことを相談しても、「情報が少ないため難しい」「洗脳問題はちょっと…」と有益な回答は得られない可能性も。
探偵選びのポイントは「成功事例」と「調査手法」を必ず確認し、ご納得してから依頼しましょう。
ファミリーセキュリティはご依頼者の気持ちに寄り添う探偵事務所です。
希望の解決の形をお聞かせいただきましたら、ご希望に沿った問題解決をお約束いたします。
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