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公開日: 2023/08/28 最終更新日: 2023/09/15
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 公開日: 2023/08/28 最終更新日: 2023/09/15

世界のカルトや宗教で起きた悲惨な事件

宗教やカルトで実際に起きた悲惨な事件

宗教とカルト教団の違いは?カルト教団は反社会的な宗教団体を指す用語として定着しています。

もともと海外では、異端的なキリスト教や新宗教を指す言葉として使われていました。

カルトの意味は一般的(国語辞典)では、 崇拝・狂信的な崇拝「一集団」・少数の人々の熱狂的支持です。

国内のカルト教団としてオウム真理教(現:アーレフ及びひかりの輪)」「創価学会」「エホバの証人」「幸福の科学が有名でしょう。

オウム真理教は、殺人を肯定する教義により、凶悪事件を実行し日本中を震撼させました。

また、国内のみならず、海外でもカルトや宗教絡みの悲惨な事件が多発しています。

執筆者 / 池田 2023年月日

1989年生まれ。知人が嫌がらせ、ストーカー被害に遭い、問題解決を手伝う。蓄積したノウハウを依頼者のために役立てる。実績豊富な探偵として活躍中!心理カウンセラーの資格保有者!監修者ページ

目次

宗教の種類とは?

宗教は英語で「religion」です。

世界の5大宗教はキリスト教」「イスラム教」「仏教」「ヒンドゥー教」「ユダヤ教です。

宗教・宗派(教派・分派)を数え出したら、正確に把握するのは非常に難しいでしょう。

新興宗教を含めると全部を把握するのは不可能に限りなく近いです。

「危険性の判断基準」10項目

以下は、フランスで危険なカルトを識別する10項目です。

  1. 精神の不安定化
  2. 法外な金銭的要求
  3. 生まれ育った環境からの誘導的断絶
  4. 身体に対する危害
  5. 子どもの強制的な入信
  6. 大小にかかわらず、反社会的な説教
  7. 公共の秩序を乱す行ない
  8. 重大な訴訟問題
  9. 通常の経済流通からの逸脱
  10. 国家権力への浸透の企て

宗教の定義

宗教は、信仰」「儀式」「道徳」「教義を含む一連の信念と実践の体系です。

宗教は、宇宙の起源や意義、人間の存在の目的、道徳的価値観などに関する問いに答える枠組みを提供し、信者たちの生活や行動に影響を与えることがあります。

宗教は、神や神秘的存在、霊的な力、超自然的な現象などを信じることが一般的です。信仰や実践の内容は文化や宗派によって異なる場合があります。

カルトの定義

カルトは、特定の信念や指導者に従属し、独自の教義や儀式を持つ宗教的な集団を指す用語です。

カルトはしばしば、排他的で閉鎖的な性質を持ち、批判や異なる意見に対しては敵対的な姿勢を示すことがあります。

一部のカルトは、洗脳やマインドコントロールの手法を使用して、メンバーの自己決定能力や独立性を制限することがあるとされています。

カルトの特徴は多岐にわたり、社会的、心理的な側面を含むことがあります。

海外では、悪徳な活動や被害を引き起こした事件が後を絶ちません。

信者に対する身体的虐待、強姦および性的暴行の罪で起訴された事件や「集団自殺」を命じた事件も。

世界的に有名な「カルト事件」を5つご紹介します。

カルト団体「人民寺院」で起きた集団自殺

人民寺院

1978年11月18日、南米ギアナで起きた「人民寺院」集団自殺事件は、大衆に大きな衝撃を与えたカルト宗教惨事として記録されています。

1978年にアメリカの宗教指導者であるジム・ジョーンズによって設立された「人民寺院」。

ジョーンズはこの寺院を指導し、カルト的な宗教団体となる過程で洗脳やマインドコントロールを行ない、信者たちを従わせました。

1978年11月18日に、ジョーンズタウンの寺院で信者おおよそ1000人に、青酸カリを入れたドリンクを渡し、集団自殺を命じました。

親には子どもに毒を飲ませるよう命じて、逃げようとした信者も撃たれるか、毒を飲まされました。

ジョーンズは事件の前、信徒に数十回にわたり集団自殺の練習までさせたという。

この事件は「ジョーンズタウンの大量自殺」として知られ、信者の命を奪う悲劇として世界的な注目を浴びました。

この事件を通じて、宗教的な権威やカリスマ的指導者の危険性、信者たちの自己判断力の喪失などが広く議論されるようになりました。

終末の日が過ぎると集団自殺「神の十戒復古運動」

神の十戒復古運動

神の十戒復古運動」は、1989年にウガンダにてジョセフ・キブウェテーレとクレドニア・ムウェリンデの2人によって創始された宗教である。

「神の十戒復古運動」には終末思想があり、2000年1月1日に世界が終末すると考えていた。

しかし、予言は外れて、信者たちは幹部に対して不信感を持つようになります。

教団への寄付も大幅に減少したうえに、自分が寄付した費用を返して欲しいと警察に依頼する人も現れました。

予言が外れたことで多くの信徒が離れ、献金の返金を要求するなど反乱の兆しが見えると、集団自殺を犯した。

集団自殺か大量殺人か

2000年3月17日にはウガンダで、終末論を信奉する「神の十戒復古運動」信徒530人が炎のなかで集団自殺をしました。

宗教指導者と信徒は、臨時教会で扉を閉めて歌を歌うなど自殺儀式をした後に火をつけて死亡した。

この事件は「人民寺院集団自殺事件以降の最悪のカルト宗教集団自殺惨劇」と伝えられています。

しかし、この信者の大量死は当初集団自殺と見做されていたが、後に「指導者達によって組織的に行なわれた大量殺人であった」と結論付けられています。

焼死事件をきっかけに調査を進めたところ、ウガンダ各地の拠点や家から、切りつけられたり、首にひもが巻かれて埋められたメンバーの遺体が見つかりました。

また、炎上した教会だけではなく、農場やトイレから見つかった死体の死因は、毒殺か刺殺であり、意図的に殺された可能性があると

カジブウェ副大統領は「死者の数は千を超えた。もはや大量殺人。」とし、教団幹部を一連の事件との関連で追っています。

「チャールズ・マンソン・ファミリー」とは?

チャールズマンソン

1960年代から1970年代初頭にかけてアメリカで活動した、カルト的な犯罪集団です。

チャールズマンソン率いるカルト集団は、カリスマ的指導者であるチャールズ・マンソンによって指導され、殺人という犯罪に手を染めるようになります。

ファミリーのメンバーたちに洗脳やマインドコントロールを行ない、自身の独自の宗教的・哲学的信念を広めました。

1969年に、マンソンと信者のファミリーは凶悪な殺人事件を引き起こします。

最も有名な事件は、映画監督のロマン・ポランスキーの妻であるシャロン・テートと彼女の友人たちを含む殺人事件です。

これにより、ファミリーは犯罪史における恐るべき事件として記憶されています。

美人女優がカルト集団に惨殺された

シャロン・テート事件は、1969年8月にアメリカで発生した恐ろしい殺人事件です。

映画監督ロマン・ポランスキーの妻である女優シャロン・テートと友人たちが、チャールズ・マンソン・ファミリーのメンバーによって殺害されました。

シャロン・テートと友人たちは、自宅で襲撃を受け、残忍な形で命を奪われました。

逃げ惑う彼らを追いかけ殺し、そのうちの一人は28回も刺されていました。

最後に残ったシャロン・テート(妊娠8ヵ月)は「赤ちゃんだけは助けて」と哀願したが、胎児ともども刺殺。16箇所も刺されていたそうです。

そして、玄関にシャロン・テートの血で「Pig(豚)」と書き残されていた。

この翌日に、メンバーを入れ替えて、ロサンゼルスに住む資産家の夫婦を襲い、同様の手口で殺害しています。

チャールズマンソンは誰も殺していない?

チャールズマンソンの名を世に知らしめた無差別殺人をしていきますが、チャールズマンソンは「自分は誰も殺してはいない」と供述しています。

俺は誰も殺していない。殺す必要がない。考える。そうすれば、ここにあるからな」と語っています。

犯行のほとんどは、自らの手を汚すことなく、信者たちで行なわれており、あくまでも9人の殺害を指示しただけだと。

UFOを信仰する宗教団体「ヘブンズ・ゲート(天国の門)」

ヘブンズ・ゲート(天国の門)

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴを拠点に活動した、マーシャル・アップルホワイトとボニー・ネトルスによるUFOを信仰する宗教団体です。

ヘブンズ・ゲート(天国の門)」は、1997年のヘール・ボップ彗星出現の際に、教祖マーシャル・アップルホワイトを含む39人が集団自殺を行ないました。

自殺の原因は「宇宙人」です。

宇宙人を神と見なし、未確認飛行物体(UFO)に乗った宇宙人が「天国に連れていってくれる」と考えました。

4000年ぶりに地球に接近するヘール・ボップ彗星の出現に合わせて宇宙人について行くとし、永生を得るために命を絶ちました。

遺体は流血も傷もなく静かに横たわっており、中性化を強調するために、男性は去勢された状態で、女性は短髪の姿で発見されています。

神秘主義と環境保護を主張する「太陽寺院」

太陽寺院

太陽寺院の正式名称は、「太陽伝説国際騎士団」です。1990年代に入り、太陽寺院の経済状況は悪化し「集団自殺」が実行されました。

教祖を含め信者は、高学歴で社会的地位のある裕福な白人が多かったため、全世界に衝撃を与えました。

1994年10月にスイスの農家で23人が銃殺。ほぼ同時期に、別の村では25人が頭からビニールを被せられ、薬物を投与され死亡

なかには、銃で撃たれて亡くなった人も。

さらに翌日、カナダの山小屋でも5人の遺体が発見されました。生後3ヵ月の男児も心臓に杭を打ち込まれていた。

また、1995年にはフランスで信者16人、1997年にはカナダでさらに5人が焼死体で発見されており、一連の事件で2年半の間に70人以上がこの世を去っています。

宗教やカルトのご相談窓口

これらの他にも、海外では宗教やカルト集団による事件は後を絶ちません。

実在のカルト集団をテーマにした映画やドキュメンタリー作品を見るのも、崇拝や固執する人の気持ちを理解するのに役立つかもしれません。

常識では考えられない「現実」を受け入れるのは容易ではありませんが、全ては身近で起こった「実際の事件」です。

家族や大切な人が、「被害者」や「加害者」になる前に、できるだけ早い段階で引き離すことをおすすめします。

まずは、物理的な引き離しを行ない、後に心の引き離しを行ないます。

また、「心理カウンセラーの資格保有者」が話し合いの立ち会いまで行ない、洗脳解除ができるまでトータルサポートいたします。

宗教やカルトの洗脳に関するご相談は、電話・メール・ライン・SNSのDMにて、24時間365日(土日・祝日問わず)お受けしています。

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