数年に1度は大きく報じられる「洗脳事件」には、幼い子どもが命を落とす痛ましい事件もあります。
「本人は幸せだから」「問題を感じていないから」という理由で警察が介入できないケースも多く、被害者家族が民間の調査会社に実態把握を依頼することもあります。
当事務所は、他者にはない「心理カウンセラーの有資格者」が調査のみならず、話し合いの立ち会いまでのトータルサポート!洗脳を解除します。
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2020年に世間を騒がせた洗脳事件、通称「福岡5才児餓死事件」というママ友同士の洗脳騒動がありました。
2020年4月18日、福岡県篠栗(ささぐり)町で当時5歳だった碇翔士郎(しょうじろう)ちゃんが餓死した事件。2021年3月2日に、福岡県警が保護責任者遺棄致死容疑で母親の碇利恵容疑者(39)と、ママ友の赤堀恵美子容疑者(48)を逮捕した。引用:文春オンライン「逮捕前のコインランドリー事件」福岡5歳児餓死 “赤堀ユウナ”の虚言をママ友が問い詰めた!(2021年3月9日)
洗脳被害は、本人や周りが気づかないうちに進行し「借金が膨らんだ」「子どもの面倒を見なくなった」など別の要因から気づくことがほとんどです。
「もしかして洗脳では?」と思ったときは、すでに被害が進んでいます。
洗脳は、他人の思想や価値観を外部から物理的な刺激を与えて本人の望まない方向へ強制的に改変してしまうことです。
よくマインドコントロールと混同されますが、大きく異なる点は「暴力を用いて心理的な変容を迫る」か「自発的な心の変容を促す」です。
洗脳は「暴力や薬物、電気ショック」を用いるのに対し、マインドコントロールは、「感情に訴えたり、巧妙な会話で心の隙に入り込み精神面で徐々に干渉する」ことで、相手の価値観や思想の改変を自発的にするように促します。
手段に違いはあれど、どちらも他人の心を操作する手段です。
では、悪意ある者だけが洗脳をするのかというと、そうではありません。実は、洗脳はもっと身近に存在します。
福岡の事件のように、身近にいる人が当事者を洗脳して不幸に陥ることは特殊な問題ではありません。
家族や恋人、友人や知人の行動次第では、いつ洗脳のトラブルが起きても不思議はないのです。
最悪の場合、命に関わる重大な問題になりかねません。
人間の思想や価値観は他者の介入によって容易く変わってしまうこともあるのです。ではなぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?
人間の脳は常にフル稼働しているわけではなく、過去の経験から「楽」なものを取捨選択することで思考をする際の負担を減らすクセがあります。
カルト事件に関わった精神科医も、この「脳の考え方のクセ」は誰もがあるものだと指摘しています。例えば以下のようなものも“洗脳”からくる行動の一種です。
「洗脳」の根本は、日常的に体に負担をかけずに暮らすための脳の自然な反応であり、生きるうえで必要な機能であるため避けることが難しいのです。
しかし、使い方次第では心をプラスの方向に向かわせる良い面もあるということです。
洗脳の本質とは「視野を狭める」ことです。
相手の思考をコントロールしやすくするためには、外部からの情報を与えず考える際の選択肢を無くし、判断する力を失わせることが最も効率的です。
視野を狭めるというのは、以下のような状況に置かれている場合を指します。
人によって考え方は違います。
特定の人だけとコミュニケーションを取り続けると与えられた情報や考えに偏りが生まれ、柔軟な考え方ができなくなっていきます。
情報はネットを介していつでもどこでも得られるようになりましたが、その分根拠のない情報も膨大にあります。
根拠に乏しい情報の大半は、何も知らない閲覧者が利益をもたらすように誘導する発信者の思惑が隠れています。
偽の情報を真実と思い込むこともある意味では洗脳なのです。
物事は善い面も悪い面もあります。
したがって「これは善いものだからいい」「これは悪いものだから絶対にダメ」と物事を「善」と「悪」の二元論的に判断したり、されたりすることも視野を狭める原因になります。
「家族が洗脳されているのでは?」と思ったとき、相手を想うあまり以下の言動をしてしまう人がいます。
これらの行為は行なわないでください。
洗脳を行なっている加害者は、家族など身近な人の助言で洗脳が解けないように引きはがそうとしてきます。
上記を行なってしまうと被害者との信頼関係が崩れて、家から出て行ってしまったり、自分の今の考えが認められていると感じてしまいあなたも洗脳されてしまいます。
否定も肯定もせず、たたそばにいてあげるだけでも、相手に安心を与えて考えを正すきっかけができます。
当事務所では洗脳トラブルサポート業務も行なっております。
洗脳を解くには「視野を狭める」ことの逆を行なうのが効果的です。
つまり「視野を広げることが洗脳を解くカギ」です。
自分を俯瞰して見ることは洗脳を解くうえで非常に有効です。冷静な判断ができるようになり、次第に洗脳が解けていきます。
洗脳する側は必ず「こうすれば絶対に救われる」「こうすれば絶対にうまくいく」という都合のいい情報だけを刷り込もうとします。
それに対し「それが本当に正しいのか?」「根拠はあるのか?」など疑問を持つことが大切です。
二元論的な判断は冷静な思考の妨げになります。また、自分が「悪」側と思ったとき、自分を否定するきっかけを作ってしまいます。
結果的に心の隙や自分を「悪」だと思う気持ちが、洗脳する側に付け入る隙を与えてしまうのです。
二元論的な判断に囚われがちな場合は、「どちらでもよい」という曖昧さを持つことも大切です。
特定の誰かだけに傾倒せず、さまざまな人の話を聞くことで色々な考え方や知識を身に着けることができます。
また、周りの意見から自分の信じていたことが覆されるきっかけにもなります。
洗脳されている状態では、思想が完全に洗脳した相手に傾倒しているため、上記の方法で洗脳を解く段階に踏み込むまで、非常に険しい道のりになる可能性が高いです。
まずは、洗脳を解くきっかけを与えてあげる必要があります。
そのために有効なのは、洗脳した相手の実態を調査し、知ってもらうことです。
当事務所に寄せられる「洗脳トラブル」のなかでも、最も多いご相談内容は「交際相手による洗脳」です。
過去には、「交際相手の指示で結婚詐欺を行ない、出所後に交際相手の元に戻ってしまった」「風俗店勤務」「AV出演」「犯罪に加担していた」ご相談もありました。
また、「ホスト・宗教・セミナー・スピリチュアル」に関するご相談も増加傾向にあります。
娘が彼氏に洗脳させれて、家に帰ってきません。心配で連絡しても「もう連絡して来ないで」と逆切れされてしまい、連絡が取れない状況です。
先日、息子の友人から「コレお前の姉ちゃんに似てない?」と、風俗店のHPが送られてきました。
慌てて旦那と娘の自宅に行きましたが、引越ししていてどこに行ったのかわかりません。娘を探して連れ戻すことは可能でしょうか?
息子がマッチングアプリで知り合った女性に洗脳・軟禁されています。
息子を最後に見たのは半年前で、暴力も振るわれていて、痩せこけて頭も丸坊主にされていました。
会いに行っても女性に怒鳴り散らされて、自宅に近づくこともできません。別れて戻ってくるように何度もラインしていますが、既読無視されています。
警察にも相談しましたが、成人なのでできることは限られると。どうにかして息子を救いたいです。
子どもの出産を機に「産後うつ」になり、妻が宗教にハマりました。うつ病から回復したまでは良かったのですが、家事や育児を放置して集会に通っています。
義両親に相談して、家事や育児を手伝ってもらっていますが、余計に傾倒してしまい負の連鎖にハマっています。
そのうち冷めるだろうと思いつつ、多額寄付で貯金を使い込まれたらと不安で、どのようにすればいいのか悩んでいます。
大切な人や家族が、悪徳な宗教やカルトにハマってしまったら、早急に引き離す必要があります。
宗教やカルト集団による事件は、日本国内にとどまりません。
世界では、「毒殺」「焼死」「銃殺」「集団〇殺」など、常識では考えられない事件が数多く起きています。
これらの事件は、全て身近で起こった「実際の事件」です。
世界的に注目を浴びた事件が気になる方は、以下の「世界のカルトや宗教で起きた悲惨な事件」を読んでみてください。
どの事件もゾッとする内容ばかりで、改めて「洗脳」の恐ろしさを考えさせられます。
実際に当事務所が行なっている洗脳を解くために必要な調査は、以下になります。
被害者がハマっているセミナーや宗教の総会への潜入調査、対象者の素行調査、必要に応じては加害者(対象者)に接触し情報収集を行なうことも。
これらは危険であったり、家族など身近な人間は顔が割れていて参加できないため、我々プロが調査を行ない調査報告書を提出いたします。
主催者や教祖の私生活を暴露したり、実態を見せることにより、被害者の「信仰心」を揺らがせます。
実態調査を行ない「理想やイメージと現実の違いを見せること」が、洗脳を解く重要なカギとなります。
洗脳被害について探偵事務所に依頼した場合、下記のような調査が行なわれます。
被害者の心が折れるようなショックを与えての「引きはがし」は、当事務所では行ないません。
調査で集めた「事実の提示」をいたします。時間も労力もかかるものですので、わたしたちプロにお任せしていただきたいです。
実態調査は、調査内容・調査期間(日数、時間数)・調査員の人数・サポート内容に応じて費用が算出されます。
「洗脳トラブル」は過去の事例と全く同じ条件はあり得ません。正確な金額は、見積もりでお問い合わせください。
行動・素行調査
1名1時間:6,500円~
潜入調査
1時間:15,000円~25,000円
洗脳被害に遭っているご家族から「説得してほしい」「話し合いの立ち会いをしてほしい」と、サポートに関するご相談は後を絶ちません。
何の裏付けや材料もなく、第三者が説得して「洗脳解除」できるほど簡単ではありません。
自分の理想や価値観が一致したのでのめり込んでいます。それらを否定するのは、のめり込んでいる人(被害者)を否定するのと同じです。
また、相手は洗脳の「プロ」です。あらゆる心理的手法を使用して、利益を追求します。以下は、一般的な手法です。
先程の説明と重複してしまう部分もございますが、「理想と現実の違いを探すこと」で洗脳を解除できます。
答えを押し付けるのではなく、本人の心に「疑問」が生まれるように、自分の頭で考えるように仕向けます。
適切な質問や話し合いを行なうためには、「事前準備」が重要となります。
洗脳している人物や団体に対する情報収集を行なったうえで、「上級心理カウンセラー資格」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」の有資格者が、話し合いの立ち会いまでのトータルサポートを行ないます。
お電話をいただき、面談のご予約をお取りください年中無休 24時間(TEL 0120-506-862)お電話によるご相談やお見積りも可能です。お電話で面談のご予約をいただく際に、ご相談内容の概要をお伝えください。
ご予約いただいた日時にお越しいただき、専門スタッフとの面談相談をお受けいたします。ご相談に関連する資料がございましたら面談時にご持参ください。探偵には守秘義務がありますので、お話しいただいた内容が外部に漏れることは絶対にありませんのでご安心ください。ご予約後、キャンセルの必要が生じた場合は、前日までにお電話にてご連絡ください。
相談の結果、アドバイスのみではなく、調査をご依頼をお受けする場合、着手金・実費等の調査費用についてもご説明のうえ、ご了承いただいた内容に基づいて委任契約書を取り交わします。調査委任契約書とは、ご依頼いただく探偵業務の内容、期間及び方法や調査結果報告の方法、資料の処分に関する事項、探偵業の委託に関する定め、探偵業務の対価などを明記した契約書で、依頼者と受任者が同一内容のものを1通ずつ保有します。
証拠に自信があります!裁判にも有効な報告書をご提供いたします。顔がはっきりと映っている、きちんと証拠として使える報告書は高い評価をいただいております。調査後のサポートも充実。各専門家を紹介することも可能です。
ファミリーセキュリティは、洗脳トラブルに特化した探偵事務所です。
大切な家族を取り戻すために、まだできることがあります。取り返しがつかない状況になる前に、家族の未来を守りましょう。
専門家が無料でご依頼者のご自宅や指定の場所へ伺います。出張相談は、予約制となっております。
また、他社で対応できなかった案件も幅広く対応いたしますので、まずはご相談ください。
24時間365日お受けしています。ご相談内容は外部に一切漏れることはございませんので、ご安心ください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
執筆者 / 池田 / 2024年8月2日
1989年生まれ。知人が嫌がらせ、ストーカー被害に遭い、問題解決を手伝う。蓄積したノウハウを依頼者のために役立てる。実績豊富な探偵として活躍中!監修者ページ
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