再婚相手が連れ子に暴力を振るう事件が世を騒がしています。
元妻の再婚した相手から子どもが暴力を振るわれているかもしれないとき、子どもの父親として黙ってはいられません。
危険な環境から子どもを救い出し親権を取り戻すことを考えるのではないでしょうか。
今回は子どもを危険から救うために親権を取り戻す方法を解説しています。
執筆者 / 吉田 麻衣子
男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者ページ
児童虐待が社会において問題視されるようになったのは1980年代の後半に差し掛かったころだと言われています。
特に再婚相手、つまり子どもから見れは継父、継母による暴力事件は、離婚率が上がり子連れ再婚が増えたことによって増加していると考えられています。
再婚は自分だけのためではなく、子どもの将来を考えたうえでするものです。
しかし皮肉にも、その選択が子どもの運命を大きく悪化させる事態を招くことが実際にあります。
その因果関係は最近でも、連日のように報道される事件からも明らかではないでしょうか。
上のような再婚相手による連れ子への虐待事件は、他にも多数あります。また、公になっていない虐待の実態を考えると氷山の一角だと言えます。
合意の上、男女が再婚することは簡単ですが、相手の連れ子の親になることは容易ではなく一筋縄ではいきません。
それが仇となって、暴力へと暴走するパターンがあることも十分考えられます。
再婚によって夫婦になるとき夫婦同士は惹かれ合い互いを必要としています。しかし子どもについては、最初から愛情があるわけでもありません。
むしろ望んで家族になるわけではなく、子持ちの相手との結婚するのだから仕方ないという気持ちが大きいのではないでしょうか。
子どものいる女性と結婚する男性のなかには、子どもが苦手という人もいるかもしれません。
突然暴力をふるうのではなく、子どもとの関係性や日頃のコミュケーションで些細なことが積み重なって起きると言います。
上手くいかないことでイライラすることが増え、溜め込んでいく傾向があります。
そしてそれが些細なことでも許せなくなり、つい手を挙げてしまうようになります。
そうなると歯止めが利かなくなるようです。
暴力を振るう動機としては以下の事がよく挙げられています。
子育ての経験がある人にとっては、子どもの特徴そのものであり、当たり前のことばかりです。
しかし、実の父親ではなく、子どもの特性を何も理解していない大人にとっては、すんなり受け入れることが難しいのでしょうか。
ステップファミリーとは「再婚・事実婚によって、血縁関係のない親子がいる家族のこと」ステップファミリーとをいいます。
子連れ再婚もステップファミリーの1つになります。
ステップファミリーは、大きく分けて3つの家族パターンがあります。
夫婦の3組に1組が離婚する現在、離婚率は35%もあるとされています。
それに伴い離婚した女性が子供を連れて新たなパートナーと再婚するケースも増えています。必然的に実子ではない子供の父親になる男性も増えてい行くことを無視できないわけです。
ステップファミリーには離婚が多いと言われている理由として、やはり理想と現実は違っていたということだと考えまます。
親の庇護の元にいる子供の立場から考えれば、赤の他人と家族になることを強要される身になります。
また継父、継母になる側としても血の繋がりがないからこそ、自分の教育方針に従ってもらおうと躍起になるのかもしれません。
特に初婚の男性が、自分の思うようにいかないとき子育ての現実に戸惑い、それが連れ子に対する虐待行為につながっているという現実があります。
もちろんしっかりと構築されてる家庭の方が多いんですが、それでもいざ実際に自分の身に起きたとき、ハードルが高いと感じると言います。
妻の再婚相手から子どもが暴力受けている可能性があるので調べてほしいというご依頼者。
ご自身でもいくつか事実確認しましたが、確信が持てないままだったそうです。
親権者を変更してもらうために話し合いするためにも、 暴力行為をされていることを事実として証明することが重要です。
ご依頼者: | 37才/女性 会社員 |
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ご依頼内容: | 男女間トラブルサポート |
ご依頼理由: |
妻が再婚し、息子と娘の親権は妻が持っているため継父と暮らしています。 その頃から面会の機会がかなり減りました。半年前に会ったのが最後です。そのとき息子の顔に痣のような跡がありました。 7歳の息子は「ぶつけたの」答えましたが明らかに様子がおかしかったです。 それから、何かと理由をつけて面会を拒むので一度家に行きました。近所の人に聞いたら「いつも怒鳴り声と子どもの泣く声がすると教えてくれました。 妻を問い詰めましたが、はぐらかされ、私から逃げたかったのか何も言わずに引っ越してしまい音信不通です。子どもが心配で調査を依頼しました。本当に虐待やDVがあるなら私が親権を取り返したいです。 |
面会したとき、偶然見かけた時、子どもの体に不審な傷や痣がある、または子ども自身が再婚相手からの虐待を訴えてきたとき、何としても助けたいと思うでしょう。
子どもを危険な家庭環境から助け出したくても、親権が妻にある以上許可なしに引き取ることはできません。
親権者の変更は、当事者同士の話し合いでは決めることができません。
たとえ相手が親権の変更について合意があっても、家庭裁判所に親権者変更の調停を申し立てて、裁判所の許可を得なければならないのです。
前述したとおり、離婚後に親権を変更するには親権者変更調停を行う必要があります。家庭裁判所にて調停員と裁判官が本当に親権者の変更をするべきか話し合いをします。
本当に変更をしても問題がない、あるいは変更をするべきと判断されれば無事に親権者の変更が認められます。
その際には、家庭裁判所の調査官による家庭訪問や子どもとの面談などを通じて生活環境や養育環境などを調査します。
もしも相手がスムーズに親権の変更を行う意思があれば、特に弁護士に依頼する必要はありません。
離婚調停で親権の変更を求める際、相手がそれを了承するつもりがない場合はかなりの苦戦が予想されますので、本気で親権を取り戻したいなら、相手が親権者としての責任を果たしていないことを証明する<必要があります。
実態を明らかにするには、再婚相手から暴力を受けているという証拠が必要になります。
被害を周りの人や行政、司法に認識してもらい、食い止めてもらうためには、これらの身体的虐待があったことを、第三者の前で加害者に認めさせる必要があります。
そのためには、第三者でもある専門家などのサポートが必要になることもあります。
前途のようなネグレクト(育児放棄)や虐待の事実を立証するということです。そのためには調査会社などに依頼することも方法の一つです。
当事務所の専門チームなら親権を覆した経験を持っていますので安心して相談してください。
ドメスティックバイオレンス(DV)は、発生する場所が隔離されている家庭内や生活空間で起きるため、調査が難しくご依頼者との共同で証拠収集を行ないます。
離婚の請求の場合、暴力を認めない男性が多く存在しますので、離婚の交渉や慰謝料請求に必要なサポートも行ないます。当事務所では暴力被害に遭っていたことを証明することができます。
子どもの親権に関するご相談や調査依頼は、専門の探偵事務所にご相談ください。
電話やメールでの問い合わせ、相談窓口への直接訪問などが一般的な方法です。
ご家族の状況や関心事を詳しく説明し、専門家が適切なアドバイスや調査内容を提案します。
プライバシー保護と信頼性が重要なので、信頼できる探偵事務所を選ぶことが大切です。
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