「推し活」は、本来楽しむべきものです。
しかし一歩間違えると取り返しの利かない代償を払うこともあります。
とくに将来のある中高生が推し活にハマりすぎると生活の乱れに繋がることが危惧されています。
青春を謳歌する意味で熱心さが増す一方、看過してはならない危険信号も出ています。
不正のない推し活を安心して楽しめるように、そして我が子が何らかのトラブルに巻き込まれないよう守るために親は何をすべきなのかを解説しています。
執筆者 / 池田 2023年11月7日更新
1989年生まれ。知人が嫌がらせ、ストーカー被害に遭い、問題解決を手伝う。蓄積したノウハウを依頼者のために役立てる。実績豊富な探偵として活躍中!監修者ページ
「推し活」とは、簡単に言えば自分の好きなアイドル、俳優、アーティスト、タレント、キャラクターなどを応援する活動を表す言葉です。
推しの由来は、自分にとって他人に「推したい」ほど好きな対象であることを意味しています。
現在、いわゆるZ世代においては、中学生や高校生のほとんどは誰かしら「推しがいる」と言われています。
一般的に認識される推し活動とは、楽しく応援し、時には同じ推しの仲間とその気持ちを分かち合い、より心が満たされることに充実感を感じるといいます。
また、ネットで知り合った推し仲間と、推しの良い所ををコメントし合って盛り上がったり、推し同士でライブに行ったりすることで、増々推しに、はまっていく傾向があります。
推し活が自分のライフワークに欠かせない、生きがいになっている反面、推し活が原因で不正に巻き込まれてしまうケースも出ています。
最近は中高生の推し活によるトラブルや事件がニュースになるなど、メディアにそのリスクが取り上げられることも増えました。
とくにまだ未熟な中高生の推し活ほど、没頭するあまり盲目になりがちです。
そのため推しのためなら何でもアリのような行き過ぎた行動が事件を引き起こしやすいと考えられます。
推し活は対象者あってのことですが、両想いになりたいという目的が明確な恋愛とは違い、どこか憧れや崇拝する心理があります。
推しの作る世界に陶酔し、どこか偶像を愛する自分に酔っている節もあります。
だからこそ、現実社会に背を向けるような非道徳的な行動を取ることが危惧されるのです。
違法性のある推し活
推し活している人の中には、上記のことを(著作権や肖像権を侵害するなど)違法行為だと知らずにやっている傾向が多く見受けられます。
まだ中学生や高校生の場合、不正行為という自覚もなく、推し活のためなら自分や他人を傷つけることを正当化してしまう傾向があると言います。
親がどれだけ、釘を刺してところで推し活を邪魔するものと見なされてしまうと、耳を貸さないケースがあるため危険です。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。
その彼氏大丈夫?依存症の娘が利用される前に
本人は彼氏依存症と気づかなくても、娘の親の立場からいかに娘が彼氏に依存体質なのかわかったりします。 親であれば娘のバランスがとれていないことをなんとか改善しようと思うのでしょう。
メン地下とはメンズ地下アイドルの略語です。
すぐ手に届きそうなアイドルで握手や撮影にも気持ちよく応じてくれる、しかもイケメンとくれば女子中高生が夢中になるのも無理ありません。
メン地下が問題視されている理由としては、推しの一番になりたいという、少女たちの心理を利用してお金を引き出す悪質性が潜んでいる点です。
恋愛経験が少ない未成年ほど「好きだよ」というメン地下の言葉をすぐに鵜呑みにして、のぼせ上り行きすぎた推し活をする傾向があります。
メン地下の収入源はチケットやプレゼントだけではなく、コンカフェの売り上げだと言われています。
コンカフェとはファンを接待するコンセプトカフェの略。
悪質なものだと十代の女性をターゲットに飲酒させたり、シャンパンなど高額なオーダーをさせたりするそうです。
未成年が飲酒し、高額な酒代を工面するためパパ活を始める女子中高生も増えています。
卑劣な商売であるのにもかかわらず、推しとの幸せなひと時のために、パパ活などに走ってしまう少女が後も絶たないのが現実です。
中高生の推し活にまつわるトラブルについては、保護者の相談件数が1年で3倍超えというのが現状です。
いずれも未成年にはあまりに大きいリスクと言えるでしょう。
推しが大人気アイドルのためチケットや良い席が取れない女子学生の心理に付け込み高額転売する人も少なくありません。
また、相場の何倍もの高額転売されているチケットを無理をして購入したけど、一向にチケットは送られてこなかったという被害も出ています。
コンカフェなど恋愛商法と知る由もなく、月に何十万も推しに貢ぐ女子学生も珍しくないそうです。
お金がなくても大丈夫、借金へと誘導し高額な支払いをさせ、気のあるふりをして請求くりかえし、女性が気が付いたときにはサラ金にまで手を出していたというケースもあるそうです。
メン地下が中高生とみだらな行為をしたというニュースもありました。
少女たちは純粋な気持ちで推し活しているので「君は特別」「好きだよ」と言われ、その気になって体の関係に応じてしまう可能性は多いにあります。
またチケットを譲ってあげる代わりに裸の写真を送ってほしいなど、性的な要求をされる少女もいます。
推し活にハマるあまり他のことが疎かになってしまうケースです。
推し活のため頻繁に外出したり、在宅時はネットばかり見ているので学生の本文である学業など学校活動を放棄しがちになるといわれています。
推し活によってトラブルになり、誹謗中傷やデマ、性的な画像などをネット上で拡散される事態も起きています。
何よりも事件に巻き込まれてからでは遅いのです。我が子が一生モノの傷を負って生きていくことになりかねません。
「娘の推し活が心配でたまらない」
女性 40代
しかし、このメン地下への推し活はエスカレートしていき、学生だった娘が不登校になり、それを咎める家族と口も聞かなくなりました。
娘の親友が心配して私に教えてくれましたのですが、推しに会うため、ライブで特等席に座るため、娘は中年の男性といわゆるパパ活をしているようのです。
私には何も話してくれないので娘の行動の実態を知ることができません。
親御さんは、お嬢様の将来のために、何らかの事件に巻き込まれる前に何としても不正行為を明らかにして、食い止めたいという切実な思いをお話し下さいました。
打合せ後、お嬢様の行動調査を徹底的に行ないました。
結果的にパパ活はしていましたがギリギリのところでまだ性的な関係は持っていませんでした。
推しの男は色んなアプローチを仕掛けお嬢様からお金を引き出そうとしていました.。
男の素行調査でいかに不誠実で金や女にだらしないかを動画などの証拠を取り親御さんにお渡ししました。
調査担当者の方の立会いのもと、推しの正体を娘に見せると堰を切ったかのように泣き出しました。
元の学生生活に戻りたいと言っています。推しの男には証拠を突き付けて、これ以上娘に近づかないように誓約書を書かせました。
調査依頼していなかったら解決方法の糸口がなく、娘も危ない状況に追い込まれていたと思います。本当に救われた思いです。
相談事例のように推し活している我が子がどんなことをしているのかわからないが、危機にさらされることを心配している親御さんは数多くいます。
聞いても本人が何も話さない、何か言うと反発するので解決のしようがないといいます。
本人を信じたい気持ちは分かりますが、本当にそれでいいのでしょうか。
推し活動は、自分の意思からアイドルを応援しているのが前提なので、警察の取り締まりも緩くルールも曖昧です。
しかし、ルールを厳格化しないと未成年への買春斡旋行為も止まらないでしょう。
純粋に押し活を楽しむ人の気持ちまで否定するわけではなりません。しかし、青春の1ページでは終わらない推し活の闇にもきちんと目を向けておく必要があります。
経験値が低い分、危機感が不十分な未成年だからこそ罠にはまる可能性があるのです。そして、子どものことを守れるのは親だけなのです。
いざ子どもの推し活動に不安を感じていても、ずっと子どもを見張ることは不可能です。
また子供からすれば、自分を信用してくれない、推し活の邪魔をしようとするという反発の気持ちが先行するかもしれません。
そこに違法性はないのか?
子どもに危険が及ぶ可能性はないのか?など詳しく調べるなら、専門家に調査を依頼することが解決の糸口になるでしょう。
近年、未成年の売春に関するニュースやトラブルが増えています。
推し活のために「立ちんぼ」「パパ活」「SNSの売春」で、お金を稼ぐ未成年も少なくありません。
摘発事例の多くがSNSを通じたもので、平成25年には48%でしたが、令和4年には76%に増加しています。
トー横女子は、最安値で3,000円だと言われています。性病や妊娠のリスクを考えると…。
また、トー横の中学生の少女たちをシャブ漬けにして、キメセクを繰り返し「性的搾取」を行なう大人も。
被害の実態や悪質性を証明するのは容易なことではありません。我が子の行動調査とともに推しの素行調査を通して不正がないか調べす。
探偵なら合法的に潜入、聞き込み、張り込み、尾行などの独自の調査を通して真実を明らかにすることができます。
警察に届ける場合も、証明する情報材料が乏しいとき、警察は証拠不十分として捜査が開始するどころか、被害届や告訴状の受理まで渋ることもあるそうです。
確実に証明し罪を償わせるには実態調査が欠かせません。
探偵の実態調査は、ご本人に代わって徹底的に行ない被害実態の証拠を一つでも多く入手することが可能です。
探偵興信所(社)では守秘義務 があります。そのため相談や依頼内容に沿って、速やかに調査を行っていくうえでも秘密裏に調査を進めてまいりますのでご安心いただけます。
また、「未成年の娘を説得してほしい」というご要望には、上級心理カウンセラー資格保有者が話し合いの立ち会いまでのトータルサポートを行ないます。
当事務所は、いわゆる格安料金ではございませんが、ご依頼者が安心して調査を依頼できるように、相談から報告、報告後のケアまできちんとサポートすることを考慮した料金設定をしています。
中高生の推し活の実態調査の料金相場は、100,000~600,000円(税込)だとお考えください。
子どもがどのような状況にいて、どのような状態にあるのか、危険行為に及んでいるのかどうかを調査します。
行動調査、素行調査、オンライン調査を行ない証拠の収集を行ないます。また、必要に応じては、推しに接触して情報収集を行なうことも。
時間料金制プラン:1名1時間 6,500円(税込)~
オンライン監視:50,000円(税込)~
1時間:15,000~25,000円(税込)
子どもたちは被害を受けているとを自覚したとき、大きなショックに見舞われます。
特に性被害は精神的なダメージが強く、時にパニックや自己嫌悪に陥るケースもあります。
このような事態になる前に、行き過ぎた推し活をしていないかどうか、危険な人物に関わっていないかなど専門家に相談することをお勧めします。
ファミリーセキュリティでは「誰にも相談できない」という悩みやトラブルを抱えた方が安心して相談できるように、また問題解決を行なっていくサポートを行っています。
初めての探偵依頼に関するお悩みや不安などを、直接相談してみませんか?
各エリアの出張相談は、全て予約制で24時間、土日祝日もご予約を受け付けておりますのでお気軽にお申し付けください。
お電話をいただき、面談のご予約をお取りください年中無休 24時間(TEL 0120-862-506)お電話によるご相談やお見積りも可能です。お電話で面談のご予約をいただく際に、ご相談内容の概要をお伝えください。
ご予約いただいた日時にお越しいただき、専門スタッフとの面談相談をお受けいたします。ご相談に関連する資料がございましたら面談時にご持参下さい。探偵には守秘義務がありますので、お話しいただいた内容が外部に漏れることは絶対にありませんのでご安心ください。ご予約後、キャンセルの必要が生じた場合は、前日までにお電話にてご連絡ください。
相談の結果、アドバイスのみではなく、調査をご依頼をお受けする場合、着手金・実費等の調査費用についてもご説明のうえ、ご了解いただいた内容に基づいて委任契約書を取り交わします。調査委任契約書とは、ご依頼いただく探偵業務の内容、期間及び方法や調査結果報告の方法、資料の処分に関する事項、探偵業の委託に関する定め、探偵業務の対価などを明記した契約書で、依頼者と受任者が同一内容のものを1通ずつ保有します。
証拠に自信があります!裁判にも有効な報告書をご提供いたします。顔がはっきりと映っている、きちんと証拠として使える報告書は高い評価をいただいております。調査後のサポートも充実。各専門家を紹介することも可能です。
Copyright(C) ファミリーセキュリティ. All Rights Reserved.
(C) ファミリーセキュリティ