浮気や不倫は目には見えなくても、ありふれたものとして常に世に存在しています。
不倫といってもパートナーが許せる範囲のものから、家庭を崩壊させるほどの破壊力のあるものまでさまざまです。
そして浮気する側も、隠し通すために手段を選ばないケースもあります。
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今回、ご紹介するのはゲイだと知らずに結婚した夫に浮気されたので、慰謝料を取って離婚したいというご依頼者からのご相談です。
ご依頼者様: | 30代/女性 会社員 |
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ご依頼内容: |
夫とは知人の紹介で知り合い結婚しました。夫は誠実で見た目もさわやかなタイプでした。 結婚してからも優しく絶対いいパパになると期待していましたが、結婚する前に数回あった性交渉は結婚してから一度もなく子どもに恵まれるはずもありませんでした。 そんな矢先、友人から夫が頻繁にある男性の部屋を訪れていることを告げられました。その男性は私の知人の一人でゲイと公言している人です。 夫は仕事が激務で職場に泊まっていると言っていましたが、全て噓だった疑いが拭えません。 冗談めかして「もしかして○○(例のゲイの知人)の部屋に行った?」と聞くと夫は「友達なんだから、そりゃ行くでしょ。」とだけ答え、はぐらかされた気分です。 もしゲイなら私に隠していたことになります。夫の素性と浮気の事実を確かめたいです。 |
上の相談事例については、当事務所の調査でご主人の浮気が事実であることが判明しました。
さらに、数々の情報を収集した結果、ご主人は同性愛者であることもわかりました。
以下は、調査報告後に、ご依頼者がご主人に問いただして判明した事実です。
古いしきたりを大切にする両親から結婚しないなら帰ってきて早く跡を継げと告げられ、当時親しかったご依頼者と結婚を決めたということです。
ご主人のケースで言えば、おそらくゲイだとカミングアウトしたら卒倒しかねない両親を安心させるためだったのでしょう。
古今東西、必ずゲイやレズビアンのような同性愛者は一定数います。
同性愛者を隠して異性と結婚する理由としては、以下の理由が主にあると言われています。
LGBTとは、同性愛者とバイセクシャルと呼ばれる同性愛の Lesbian(レズビアン)と Gay(ゲイ)のことをいいます。
Bisexual(バイセクシュアル)のような両性愛者のことをいいます。
同性愛者であるのに、それを隠して恋愛対象者ではない異性と結婚することは、後々バレたときに罪になるのでしょうか。
配偶者がLGBTを隠していたことを、どうしても許すことができずに離婚問題に発展するケースは珍しくありません。
本来は性的趣向だけで一方的に離婚を申し立てることはできません。
LGBTが原因で夫婦関係が壊れた場合、「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当すると認められ離婚できる可能性が高くなります。
ゲイだと隠していた夫と離婚や慰謝料を考えていたとしても、ご主人が事実と認めない限り難しいかもしれません。
事実と認めさせるには言い逃れができないほどの証拠が必要になってきます。証拠を掴むにはどのような方法があるのでしょうか。
ご主人がゲイということは、浮気相手は当然ながら男性です。
男性が浮気相手だった場合は、証拠を取るときの難易度は高くなります。
理由として次のことがあげられます。
そういわれると、どうやって浮気を証明していいものやらわからなくなってしまいますよね。
「浮気されて辛かった」といくら訴えても、言葉だけでは公に事実として認められないので慰謝料請求は不可能です。
慰謝料を請求するには、損害を受けたことを事実として立証するための証拠を用意しなければなりません。
浮気調査とはどういったモノなのか具体的にご説明いたします。
浮気調査とは、配偶者や恋人が浮気をしているのか事実確認を行なったうえで、ご依頼者に代わって秘密裏に証拠の収集を行ない「決定的証拠」捉えます。
不倫関係を解消させたり、離婚を念頭に置いている場合は離婚調停や裁判を有利に展開させるためなどさまざまです。
これを自力でするのはリスクがあります。
ターゲットにバレるかもしれないリスクと自分の心身を削って調査することのリスクです。
証拠がなければ立証できない?
何かを立証するための証拠収集は、専門家である探偵の右に出る者はいません。
調査員が尾行、張り込みなどをして、調査対象者が浮気相手と接触した現場(場面)を押さえ、証拠になる写真撮影や録画などで不貞行為の模様を記録する
これらを自力でリスクを冒してまで実行しても、法廷で証拠として不十分と言われてしまうことがあります。
だからこそ、探偵への依頼をお勧めします。
その他にも、浮気相手の勤務先や住所など、調査で知り得た情報を報告書(画像・動画)にまとめてご依頼者にお渡しします。
証拠をつかんだ後は、探偵社によっては専門のカウンセラーによる離婚問題が解決するまでのアフターサービスがあります。
日本の法律では、同性との不倫も「不貞行為」として離婚事由に含まれるようになりました。
東京地判令和3年2月16日は、男女間の行為に限らず、「婚姻生活の平和を害するような性的行為」も不貞行為に当たると指摘し、同性間の性的関係について損害賠償を認める判決がなされました。
「不貞行為」に該当しない場合でも、同性間での性的行為や友人関係を越えた親密な関係が婚姻生活の平穏を損なったと判断される場合、不法行為として評価され、慰謝料の請求が可能な場合があります。
一般的な不倫慰謝料の相場は、50万円〜300万円といわれています。
慰謝料の金額は、不倫が行なわれた期間や回数、婚姻の長さ、不倫が離婚に至ったかどうか、子どもの有無、請求対象者の経済的状況など、あらゆる要素を総合的に考慮して決定されます。
実際の裁判例で見られるように、東京地裁が令和3年2月16日に出した判決では、慰謝料として11万円しか認定されませんでした。
これは一般的な慰謝料相場と比較すると、非常に低額であることが明らかです。
一方で、別のケースとして、東京高裁が令和2年3月4日に判決を下し、女性同士のカップルに対して110万円の慰謝料を認めました。
同性との不倫の場合、これまでの判例が少ないため一概にいくらになると判断するのは難しいですが「低くなる」可能性も考えられます。
異性間の不貞行為に比べてハードルは高いですが、まずは「言い逃れできない決定的な証拠」を探すところから始めましょう。
ご提供いただいた情報をもとに、尾行や張り込みなどの行動調査、聞き込み調査、情報収集調査など、あらゆる調査を組み合わせ浮気の証拠を収集し、秘密裏に記録します。
状況に応じては、ゲイバーなどに潜入調査を行なうことも。
調査の結果得られた情報や証拠は、全て報告書にまとめてお渡しします。
探偵の浮気調査報告書は、離婚や裁判において有力な証拠となる可能性がありますが、必ずしも有効になるとは限りません。
適切な調査を行ない、弁護士に相談することで、より確実な証拠を確保することができます。
また、当事務所には上級心理カウンセラー有資格者が在籍しており、話し合いの立ち会いも可能です。幅広いサポート体制を整えていますので、調査後のサポートもお任せください。
ファミリーセキュリティー相談窓口は浮気や不倫の悩みを、誰にも相談できず抱え込んでしまうことがないように、気持ちの面でもケアさせていただきます。
お悩みを打ち明けていただくことが、大きなトラブルへの発展を防ぎ、問題を解決する第一歩になるのです。
調査をご検討中の方は、ファミリーセキュリティーの無料相談をご利用ください。
お問合わせフォーム・電話・メールから、ご相談・ご質問・お見積等などお問い合わせいただけます。
お急ぎの方は、下記番号へダイヤルお願いいたします。
0120-506-862
※スマートフォンの場合タップでダイヤルできます。
夫が同性と浮気しているお悩みは、誰にも知られたくないとお考えの方が多いでしょう。
ご相談内容は外部に漏れることはございませんので、安心してお話しいただけます。
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執筆者 / 吉田 / 2024年10月28日更新
男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者・執筆者一覧へ
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