不安を煽って解決のためにお金を要求する。
霊感商法による金銭トラブルは、当事者よりも家族からのSOSや相談が多いです。
実際の事件からどのようなやりとりが行われているか実態をみてみましょう。
霊媒師を装い現金などを盗んだとして男女4人が逮捕された。 6月5日に送検された60歳の女。「霊媒師」などを装い、名古屋市の神社で60代の女性から現金など45万円相当を盗んだ疑いで、共謀した仲間と共に逮捕された。 同様の被害は大阪や兵庫など全国で相次ぎ、被害は1億2000万円以上にのぼっている。 初対面であるにもかかわらず、シングルマザーであることや子供が2人いることなどを言い当てられた被害女性は「霊能力がある」と信じてしまったという。 しかし実態は被害にあった日より以前に、道中で声をかけてきた女たちから家族構成などの個人情報を尋ねられ、明かしていたという。 霊媒師に「あなたは、過去に人が死んだ場所を自転車で踏んでしまい、その霊がとりついています。 このままだと、明日あなたの息子が死んでしまう」と被害女性は伝えられたという。 「(一番信じてしまった理由は)家族。『息子が死んじゃうから』と言われたから。」と被害者女性は語った。
引用元:(「Mr.サンデー」6月9日放送より)【独自】「明日あなたの息子が死ぬ」“霊媒師詐欺”の巧妙手口 現金入りの袋を“おはらい”…被害者「全財産奪われた」(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース 6/10(月) 13:52配信
画像引用元:消費者庁 霊感商法(開運商法)に関する消費生活相談について
消費者庁の発表によると、いわゆる霊感商法等に関する消費生活相談数は、2017年度以降は年間約1,200~1,500件程度で推移しています。
また、霊感商法の契約当事者の特徴として、70歳以上の無職、給与所得者が挙げられます。
このように、言葉巧みに他人の懐に入り込み、心を許すと「お祓いをしなければ不幸になる」などと不安を煽り、現金や貴金属を盗むという手口が相次いでいます。
霊感商法による洗脳被害と金銭トラブルは深刻です。
探偵は、被害者の証言を収集し、潜入調査にて証拠を集め、霊感商法の被害状況を把握します。
その後、法的手段を用いて被害者を支援し、被害者の利益を守ります。
探偵は、その専門知識と経験を活かして、被害者を助け、トラブルを解決することができます。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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