Security Guide
誰にでも信仰心の自由があります。
信じることによって心身ともに救われているという人も沢山います。
しかし、その一方では奇妙な宗教にハマることで、 それまで大切にしてきたものや、人生の目標からも離れるような事態になってしまうケースもあります。
もし家族や身近な人がハマったのが危険な悪質なカルト宗教であったら、何とか救いたいと願うのはと当然のことです。
カルト宗教による洗脳トラブルに関する情報をはじめ、大切な人を救い出す方法を紹介していますので、ぜひご参考になさってください。
執筆者 / 吉田 麻衣子
男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者ページ
阿部元総理大臣が襲撃され死亡した事件で、逮捕された犯人の母親が統一教会の信者であったことは記憶に新しいのではないでしょうか。
犯人は信者ではありませんでしたが、入信していた母親が経済的に破綻していたことと犯行の関連性が囁かれていました。
この事件で、なぜ人はそこまで宗教のために盲目的になってしまうのか、を改めて世論で問われることになりました。
誰の人生も順風満帆な時ばかりでなく、苦悩したり悩んだりする時もあるものです。 カルト宗教はそんな心の隙間をつけ狙ってきます。
「●●ができない、うまくいかない」 といった、事情のある人がハマりやすい傾向にあります。 例えば上記の悩みから派生する以下のことから、カルト宗教や洗脳にハマっていきます。
実際に貧困層に信者を多く持つ宗教は信者数も多く、生活保護費からお布施を捻出することが「良い行ない」だとして、集金にも成功しています。 「生活への不満」は心の拠り所となる「深い信仰」につながりやすいのです。
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宗教は人の心の拠り所として必要とされると同時に、人の人生を狂わす可能性も秘めています。
そして、真面目に生きようとする人ほど「なぜ人は生きるのか?」追求するあまりカルト宗教にのめり込む傾向があります。
得体のしれない宗教にハマった娘
男性 60代
娘は友人に勧められたことがきっかけでオーガニックに目覚め、そのつながりでオーガニック食品のワークショップに参加するようになりました。
そこは現実離れした神秘的な空間で、教祖という人が「体内の浄化」「子宮の正常化」ができなければ「不幸になる」という教えを説いていたと言います。
不妊で悩んでいたこともあり、娘は次第にハマるようになりました。 研修費や商品の購入などにかなりのお金をつぎ込んでいるようです。
素直な子だったのに、夫や私たち親が咎めると人が違ったかのように怒り狂います。最近は運営側に回り、家にもほとんど帰ってこなくなってしまったそうです。
上の事例は、洗脳の典型的な「支配」の基本で、誰もが忌避する「不幸になること」を避けるための思想を植え付ける手法です。
このように誰もがちょっとしたきっかけで、普通に生活から一変しカルトに洗脳されていくのです。
カルト宗教の信者の多くは一心不乱に信仰を捧げます。 しかし長年経つと、自分が完全に服従関係を強いられあらゆるものを搾取されていることに気が付く人もいます。
ただし多くの人は、その時点ですでに引き返せない状況 になっているのです。
はたから見れば、悪質なカルト集団であることは一目瞭然であり、やっていることは立派な詐欺行為ですが、信者はマインドコントロールされ信じ抜くことしかできません。
カルト集団というと、新興宗教団体などをイメージするかと思います。もちろん新興宗教が全部悪いわけではありません。
入信することで救われる宗教団体なら問題ありませんが、ハマったのが悪質かつ 破壊的カルト宗教ではないかどうかを見極めることが重要です。
破壊的カルト宗教によるマインドコントロールにより本人や家族や社会全体に害を与える集団です。
具体的には、それは宗教に限らずありとあらゆる分野において社会に存在しています。
先述した通り、真っ当に生きる人ほど生きること人生に息苦しさを感じたとき、人は生きる意味を問いたくなる傾向があります。
答えが見つからず苦悩する中、もっともらしい答えを用意し教えを勧誘するのがカルト宗教です。
また人間の欲求や願望に付け込んでのカルト宗教の勧誘行為も古くからある手法です。
昨今ではSNSやスマホの普及により勧誘行為の手法がより手軽で、外部から見えづらいものになってきています。
すでに「洗脳されている」とは気づかずに宗教にのめり込んでいる本人の耳には、家族の反対も耳に届かず、むしろ自分の救いを妨げるものとして受け取られてしまうのです。
そして教団の思惑通り、次第に家族を遠ざけ孤立の道を辿っていくようになります。孤立させる目的としては、その方がより洗脳しやすいからです。 洗脳することで利益となる思想だけを植えつけ、他の考え方を排除していきます。
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家族や大切な人をカルト集団から救うためには、一体どのように対処すればいいのでしょうか。
相談事例のように洗脳されていくにしたがって家族から離れていき、連絡が取れなくなり失踪するケースが多々あるようです。 そうならないために家族ができることとして、まずは以下の2つのことを提案します。
・本人と冷静に話し合う場を作ること家族にまずできる解決法としては、深刻になる前に話し合いの場を作ることです。
もうこれ以上破壊的カルト集団に操られないためには本人が目を覚ますことが何よりの解決法です。
ただし本人が拒否しているのに無理やり聞かせても意味がありません。本人が応じてくれるまで、タイミングを諦めずに何度も話し合いの機会作る努力をしましょう。
間違っても怒鳴ったり高圧的な言い方は避けてください。あくまでも冷静に「家族はどんなときもあなたの見方だから」と言い聞かせます。
深刻な段階なら、警察に相談して場合によっては被害届や失踪届を提出します。
ただし、事件性がない場合は、警察は捜査を行なわないのが通常です。具体的に被害実態を証明できないと被害届を受理すらしてくれないこともあるので、証拠収集は欠かせません。
また、本人が洗脳されていることを気付いてもらうためにも、以下のようなカルト宗教の悪質な実態を証拠を入手する必要があります。
専門家洗脳トラブルサポートは以下の実態調査、聞き込み調査、身辺調査、潜入調査等を行ない、洗脳解除に必要な情報や証拠の収集を行ないます。
警察に見つかった場合でも成人の場合は「面会拒否権」があり、家族であっても本人が望まなければ連れ戻すことはできません。
洗脳され家族と引き離された場合も、本人が望まなければ会うこともできないということになります。もちろん、そうなってからでは遅いです。
ファミリーセキュリティの独自の調査なら宗教の本性を暴くことは可能です。大切な家族の目を覚まさせるのに十分な洗脳の悪質な実態を本人に突き付け、全力で救い出すサポートをいたします。
カルトにハマった家族を救う方法に関するご相談は、お問合せフォーム・電話・メール・LINEにて24時間、土日祝日問わずお受けしています。
また、他社などで断られた案件についても対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
お電話をいただき、面談のご予約をお取りください年中無休 24時間(TEL 0120-862-506)お電話によるご相談やお見積りも可能です。お電話で面談のご予約をいただく際に、ご相談内容の概要をお伝えください。
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