近年、ネットストーカーによる被害が増えています。ネットストーカーは、SNSやメールなどのインターネット上で、被害者を付け狙い、ストーキング行為を行います。
このような犯罪に巻き込まれた場合、被害者はどのように対処すればよいのでしょうか。本記事では、ネットストーカーの手口や対処方法について解説します。
2023年4月17日更新 / 執筆者・監修者 / 山内 和也
趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者ページ
ネット上のコミュニケーションツールが主流となった現在、ネットによるトラブルも増加しています。
ネットストーカーは「サイバーストーカー」とも呼ばれ、インターネットを通じてストーカー行為をおこなう人物のことを指します。
始めるきっかけの一つは、掲示板やブログ、SNSなどネット上の関係性において、一方的に相手に好意を抱いたり、嫌悪の感情を抱くことで起こります。
ネットストーカの昨今の実例として、アイドルグループのSNSの写真に写った街から場所を特定し、ストーカー行為を行なわれたことが挙げられます。
街の詳細が写っていなくても、瞳に反射した風景からも、その人がいる場所が特定できてしまう恐れがあります。
ネットストーカーによる被害は、近年増加傾向にあります。被害者は、SNSやメールなどのインターネット上で、ストーキング行為を受け、心理的苦痛や恐怖心を抱えることがあります。
ネットストーカーの手口としては、被害者のプロフィールや投稿内容を調べ、プライバシーを侵害する行為や、個人情報を盗み出す行為があります。
また、被害者を恐怖に陥れるために、嫌がらせや脅迫のメッセージを送り続けるケースもあります。
さらに、位置情報や監視カメラの映像を盗み見るなど、現実的な危険もあるため、被害者の安全を脅かす可能性があります。
ネットストーカーによる被害は、精神的苦痛や恐怖心に加え、仕事や人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、早期の対処が求められます。
実際に近年横行しているネットストーカーの調査を受けてみてどうだったのか、調査後のアフターケアも含めて参考になれば幸いです。
ご依頼者様: | 30代/女性 会社員 |
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ご依頼内容: | ネットストーカー調査 |
ご依頼理由: | 匿名アカウントからネットストーカーされているため。 |
調査レポート: |
元交際相手を思わせるような匿名アカウントからSNSに執拗に『いいね』をつけられて、誹謗中傷もあり気味が悪かったので、ネットストーカーを行なう人の特定調査をしてもらいました。 案の定元カレだったと発覚し、誹謗中傷による名誉棄損で慰謝料を請求することができました。その後もアフターケアとして、オンライン監視などのサービスを利用させていただきました。 完全に安心感を得られるまでお世話になり本当に助かりました。 |
特定の匿名アカウントのネットストーカーから執拗な巻き込みリプライをくらい、SNSが炎上した例です。
ご依頼者様: | 40代/男性 会社員 |
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ご依頼内容: | ネットストーカー調査 |
ご依頼理由: | SNSを毎日覗いているネットストーカーによって炎上したため。 |
調査レポート: |
ネトストによる巻き込みリプライが本当に迷惑で、しかも相手は匿名だったので、誰が書いているのかを突き止める必要がありました。 誹謗中傷のみならず事実と異なるデマもあって、それを拡散されることにより、著しく自分の名誉が傷つけられました。調査を依頼してからすぐに犯人を特定することができました。 徹底的に調べてもらったおかげで相手も言い逃れできず、誹謗中傷による慰謝料を請求しました。この度はありがとうございました。 |
ネットストーカーがリベンジポルノに発展した事例です。
ご依頼者様: | 20代/女性 会社員 |
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ご依頼内容: | ネットストーカー調査 |
ご依頼理由: | ネットストーカーに性的画像を拡散されたので。 |
調査レポート: |
ネットストーカーになってしまった元交際相手から、性的な画像がSNSで拡散されました。特定調査をして犯人が元カレであることがわかり、また調査では金銭の授受があることが発覚しました。 最初はまさか自分がそんな目に遭うなんて考えていませんでしたが、いざトラブルに遭うとパニックでどうすればいいかわかりませんでした。 そんなとき調査担当の方から、客観的な視点からも分析してくれ助言をたくさんもらえたことで冷静さを取り戻すことができました。調査結果としていただいた情報をもとに、警察に被害届を出し無事解決できました。 |
ネットストーカー被害に遭った場合、以下のような対処法があります。
ネットストーカーによる被害を訴える際には、具体的な証拠が必要です。被害を受けたメールやメッセージ、ストーキングの痕跡などを保存し、証拠として残しましょう。
ネットストーカーによる被害を受けた場合、SNSやメールサービスの運営会社に通報することができます。通報先は、各サービスのヘルプセンターやお問い合わせページなどで確認できます。通報の際には、具体的な証拠を提出することが必要です。
ネットストーカーによる被害が深刻な場合は、警察に相談することを検討しましょう。警察には、ストーキングや嫌がらせを取り締まる専門の部署があります。証拠がある場合には、警察が迅速に対処してくれることがあります。
ネットストーカーによる被害を受けた場合は、弁護士に相談することもできます。弁護士は、被害者の権利を守るための法的な手続きを行い、適切な解決策を提供してくれます。
ネットストーカーによる被害を未然に防ぐために、セキュリティを強化することが大切です。パスワードを複雑化し、定期的に変更すること、セキュリティソフトを導入すること、個人情報を公開しないことなどが挙げられます。
日本にはストーカー規制法がありますが、以前まではネットストーカーについての明確な法律規定はありませんでした。
のため警察もネットストーカーに対応できない状態が続いていましたが、2016年以降はネットストーカーも取り締まりの対象となり、警察がストーカー規制法として対応するようになりました。
インターネット上のストーカー規制法ではLINE、Facebook、Twitterなどで大量のメッセージを送信する行為や、ブログやSNS等の個人ページへのコメントなどが規制の対象となりました。
また、2017年からは非親告罪としての扱いとなり、被害届がなくても取り締まりの対象とすることができるように変わりました。
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Q
ネットストーカーはどのような行動を取りますか?
A
ネットストーカーは、被害者をオンライン上で追跡し、個人情報を収集することがあります。また、SNSのアカウントをハッキングしたり、メールやSNSを通じて嫌がらせや脅迫を行うこともあります。
Q
ネットストーカーになってしまう理由は何ですか?
A
ネットストーカーになる理由は様々ですが、精神的な問題や社会的孤立、過度のストレス、過去のトラウマなどが原因となることがあります。また、被害者に対する支配欲や恨み、嫉妬、自己顕示欲などの感情が影響している場合もあります。
Q
ネットストーカーに監視されて気味が悪いので相談にのってほしい!
A
ご相談をお受けします。ネットストーカー被害に遭っているかもしれないと思ったら、一人で何とかしようとするよりも、専門家に相談した方が事態の悪化を押さえることができます。
Q
ネットストーカーに対する対処方法はありますか?
A
ネットストーカーに対する対処方法は、まず警察に通報することです。また、被害者自身ができることとしては、オンライン上での個人情報の公開を控える、ネット上での交流を減らす、ブロック機能を利用する、アカウントのパスワードを強化するなどがあります。また、専門家のアドバイスを受けることも有効です。
Q
ネットストーカーにならないための予防策はありますか?
A
ネットストーカーにならないための予防策としては、他人のプライバシーを侵害しない、自分の感情をコントロールする、適度なストレス解消を心がける、適切なSNSの利用方法を身につけるなどがあります。また、精神的な問題を抱えている場合は専門家の相談を受けることも大切です。
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