好きになった相手が売り専で働いているかもしれないという状況に直面すると、どのように行動するべきか悩むことがあるかもしれません。
ここでは、好きになった彼が売り専で働いているかもしれない場合の対処法を詳しく解説します。
2023年8月2日更新 / 執筆者・監修者 / 山内 和也
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者ページ
売り専とは、性的サービスを提供するためにお金をもらって性行為をする男性のことを指します。
このような男性は、プロの性的サービスプロバイダーであり、略して「売り専」と呼ばれます。
売り専は、一般的には出会い系アプリやSNSなどを通じて顧客を募り、顧客からの依頼に応じて性的な行為を行うことが多いです。
彼らのサービスは一時的なものであり、恋愛関係を築くことはないため、ビジネスとして捉えられます。
プロフェッショナル売り専は、性的サービスを提供することを専門にしている男性のことを指します。彼らは、お金をもらって性的な行為を提供することで生計を立てていることが多く、売り専としてのスキルやテクニックを持っています。彼らのサービスは、一時的なものであり、恋愛関係を築くことはありません。
アマチュア売り専は、プロの売り専ではなく、普段は別の職業に従事している男性のことを指します。彼らは、自分自身の性的な興味や欲求を満たすために、お金をもらって性的な行為を提供することがあります。彼らのサービスはプロの売り専に比べて手軽であるため、需要があります。
自称売り専は、実際には性的サービスを提供することはなく、単に自分を売り専と称してSNSなどでアピールしている男性のことを指します。彼らは、自分自身を売り込むことで自己満足や注目を得ることを目的としていることが多く、実際には性的な行為を提供することはありません。
2021年現在の売り専ゲイバーの実情は、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく変化しています。
多くの国や地域で、外出自粛や営業制限などが行われているため、売り専ゲイバーもその影響を受けている状況があります。
そのため、一部の店舗ではオンラインでのサービス提供や、顧客との直接的な接触を減らすための感染症対策が取られていることが多いです。
また、一方で、売り専ゲイバー自体が存在しない地域もあります。性的少数者に対する偏見や差別が強く、法的にも厳しく規制されている国や地域では、売り専ゲイバーの設立や営業が困難であるため、存在しない場合があります。
ただし、一部の地域では売り専ゲイバーが根強い人気を誇っており、コロナ禍による影響を受けながらも、営業を続けている店舗もあります。
これらの店舗は、地域の性的少数者コミュニティの一員として、顧客との信頼関係を築いてきたことがその理由の一つです。
指名したり連れ出せる「売り専バー(ホストバー)」
主に客はバーで飲みながらボーイを指名でき、会話を楽しんだあと、気に入れば店外に連れ出してデートすることができるというシステム。
性的サービスを受けられる「個室ホスト」
店内に個室があり、気に入ってたり、指名したボーイと個室に入り性的なサービスが受けられる仕組み
自宅やホテルの派遣してもらえる「出張ホスト」
店舗を構えず、ネット上でボーイを選んでもらい、自宅やホテルに派遣するというシステムがあります。
男女間の売買春と異なり、「売り専」は(未成年でなげれば)売春防止法の適用外であり、基本的に法規制はありません。
また、ジェンダーの格差もないため、ある意味、後ろめたさのない男同士でのセックスワークといえます。
加えて、本来の性風俗である「金銭と性的サービスの交換」といった単純なビジネスモデルを超えた、人間らしい交流がある場合も多く、ボーイや店長なども、自らの仕事にある種のプライドを持っており、かつ、セーファーセックスを重要視しています。
売り専バーや出張ホストなどは、客がゲイの男性であるとも限らず、女性が利用できる店もあります。
新宿二丁目は“ゲイタウン”として有名になり過ぎ、外国人観光客が集まったり、芸能人・有名人も通いつめる例も相次ぎ、オープンになったがゆえに、むしろ、ゲイの客足が遠のいている現象も起きています。
最近の傾向では、ゲイたちはネット上で完結する出張ホストや、都内の他の繁華街である上野、浅草、渋谷、新橋などにある店、あるいは郊外店を利用しているようです。
「売り専」のサービスは、実際、風俗店のそれとあまり変わりありません。
しかし、店ごとに雰囲気もかなり異なり、ほのぼのとしたところもあれば、ボーイ自身があくまでも「お金を稼ぐための仕事」としてサバサバしているところもあります。
ボーイの定着率は、一般の風俗店と比べてかなり低めといわれています。
稼ぐために自分の肉体を売っているノンケの男性は、お金が貯まればあっさり退店してしまうケースも多いのです。
ずっと好きだった彼と再会したけれど…
大学時代から片想いしていた男性がいます。同じサークルだったのですが、イケメンで優しくて女子にモテモテでした。
卒業から5年経った頃、歌舞伎町の居酒屋で偶然彼と再会しました。
相変わらず気さくで優しく連絡交換にも応じてくれました。昔より磨きのかかったルックスにときめきました。
ただ、彼が戻っていった集団客は全員男性でホスト風の風貌だったのが気になりました。
一緒にいた私の友人は水商売している子で、「あ、あれ売り専の人たちだよ。」というので動揺しました。
せっかく再会したので、今度こそ告白したいのですが、彼がゲイなのか気になっています。
好きな男性が売り専のボーイだったら大きなショックを受けると思います。
ただ、それでも彼への想いは変わらないと思うのなら、すぐに諦める必要はありません。
相手も自分に好感さえ持っていたなら、恋愛対象として見てくれる可能性はあります。
前述したように、売り専をする男性の動機のほとんどは「お金目当て」であることから、ある程度のお金が貯まれば売り専を辞めることも期待できます。
例え、好きになった男性が「売り専」であった場合、その事実のみで、思いを断ち切ってしまうことは、もったいないと同時に、非常に辛いことです。
売り専であっても、異性愛者なのかそうじゃないのか、また恋人の有無を知ることが先だと考えます。
また、いくら自分が恋焦がれても彼が全く自分に興味を持っていないなら、男女問わず恋愛対象外になる可能性もあるでしょう。
「売り専」で働いていても、ノンケがビジネスと割り切って働いている場合も多いので、異性愛者であるならチャンスはあるかもしれません。
ただし、だからと言って彼にとってあなたが恋愛対象になるかは話が違ってきます。
他にも「売り専」という仕事に対し、特別視せず、偏見を持たない状態で、その男性に対することが必要となります。
逆をいえば、その覚悟がなければ、その男性と近しい関係となるのはあきらめた方が賢明です。
売り専をするボーイの中には複雑な事情があって働いている男性もいます。
そもそも、売り専をしていること自体を、誰にも告げないケースも多く存在します。
男性の個人情報を聞き出そうとしたり、待ち伏せしたり、張り込んだりするストーカー行為、連絡先を聞き出した上で電話で誘おうとする“鬼電”やLINEの連続送信などは迷惑行為を通り越し、下手をしたら犯罪になります。
売り専をするボーイが、その職業を選んだ理由は、学業や生活する上で普通のアルバイトでは稼げない金額を稼ぐため、自分の夢を叶えるためなどさまざまであり、彼らの選択に対して文句を言う権利は、誰にもありません。
男性の多くは、ウリ専で働いていたことを後悔しておらず、むしろ積極的に肯定しようとする向きが多いといわれています。
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