Security Guide
不倫や浮気の動機はまさに十人十色。つい魔が差したのか、あるいは常習犯的なのか…
これは夫に限ったことではなく妻にも当てはまります。
いずれにせよ、それがバレたとき大なり小なり、リスクがあるのは間違いありません。
できればトラブルは避けたい!!最小限に抑えたい!!という方に必ず役立つ情報を解説していきます。
2023年4月14日 / 執筆者 / 吉田 麻衣子
1977年生まれ。男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者ページ
世の中では浮気や不倫に対して、ちょっとした火遊びのようにスリルを楽しんでいる人も少なくないようですが、それは何となくごまかして難を逃れてきたケースしか知らないせいです。
そもそも結婚とは「婚姻生活の平穏を維持する権利」を法的に持っているのです。
つまり不倫は相手の配偶者の権利を侵害する不法行為になります。
不倫による主なリスクを挙げてみましょう。
上記したような犠牲を払うことを自覚しながら、不倫をしてしまう人はどのような心理なのでしょうか?
一口に不倫の動機といっても、本人の価値観や夫婦関係、生活環境など異なるのでさまざまなケースがあります。
不倫とか浮気と聞くと、配偶者以外の相手との肉体関係を持つことを想像する方がほとんどでしょう。
既婚者のくせになんてふしだらな…という怒りを買うのも仕方のないことです。
しかし、だからと言って配偶者以外の相手に魅力を感じる気持ちを止められるものでもありません。
法的に違反となるのは、配偶者以外の相手と不貞行為をすることです。
つまり肉体関係のない関係なら、恋愛感情まで止めろというわけではないのです。
たしかに妻以外の相手とちょっとだけ食事を楽しむ、映画を観る、それは不貞行為に該当しません。
ただし、肉体関係さえなければ恋愛気分を味わうことにおいて全く問題がないかというと絶対に安心とは言えず、以下のリスクの可能性も潜んでいることもわすれてはいけません。
先述した通り、婚姻関係は法で守られており、互いに貞操義務を負うものです。
既に不倫している方、不倫がバレそうな方は、どんなトラブルになるかよく調べておく必要があります。特によく素性の知れない相手の場合、後でトラブルになることがあります。
まずは、相手が具体的にどのようなことを言っているのか、その内容や証拠があるかどうかを確認しましょう。もし、証拠を持っている場合は、その証拠が本当に有効なものなのかも検討する必要があります。相手が違法な脅迫をしている場合、証拠の有無は関係なく警察に相談することをおすすめします。もし、バラされたくない事情があるときは脅迫罪で反撃できるように準備と証拠収集をすすめましょう。
美人局は、騙される側が感情的になって判断力を失ってしまい、高額な金銭を要求されたり、危険な状況に陥ってしまう詐欺の一種です。まずは冷静になりましょう。相手に対して、自分の名前や住所、電話番号などの個人情報を教えたり、大きな金額を渡したりしないようにしましょう。もし、自分にも落ち度があり、相手との交渉(示談)をお考えであれば第三者の立ち合いを検討しましょう。
不倫相手と別れることは、多くの場合は感情的になるものですが、それがストーカーに変貌することもあります。どのように解決させたいかにもよりますが、エスカレートした場合は警察の指導を受けてもらう必要があります。大ごとにしたくないのであれば、ストーカーの証拠を基に直接話し合いをしてみましょう。長期にわたって続くことがあれば、警察や弁護士が必要になるかもしれません。
子どもができた場合、自分自身を守ることに徹するのはやめましょう。離婚を避けたい場合においては、妊娠した相手の気持ちを確認しましょう。認知する経済力がないのであれば、配偶者との話し合い、子供の問題についても考える必要があります。不倫相手による「妊娠詐欺」の可能性がある場合は、証明することが必要となるので探偵社による証拠収集が必要です。
不倫から始まるトラブルにはさまざまなものがあります。
時には双方の家族を巻き込んだ大ごとに発展してしまうケースも少なくありません。
しかし、こちらの対応次第ではトラブルを深刻化させずに穏便に解決することも不可能ではありません。
もしかすると初めから既婚者をターゲットにした詐欺に巻き込まれているというケースも考えられます。
その場合に、こちらの不利な立場を利用して、相手は言いたい放題行ってくるかもしれません。
もちろん不倫をしてしまったという事実を消すことはできませんが、「脅迫」や「恐喝」はれっきとした刑事上の犯罪です。
弱みに付け込まれないためにも、不倫相手や不倫相手の関係者から行き過ぎた行為をされないように、しっかり被害証明をして、速やかに警察や弁護士など、各専門機関へ相談してください。
決して自分自身で対抗したり、無視をせず、毅然とした態度で対応することが大切です。
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